虚しくもならずに皆んなでキャラ★メル[フェブリ]を読もう〜♪

オトナアニメVol.20 (洋泉社MOOK)

オトナアニメVol.20 (洋泉社MOOK)

魔法少女もの特集だったりしてますですが、






キャラ☆メル Febri vol.5

キャラ☆メル Febri vol.5

こちらは
魔法少女まどか☆マギカニトロプラス作品>

虚淵玄 大特集!
なーんて堂々ぶちかましてらっしゃいます素敵〜♪
・・・
んで、
高橋龍也氏と高山箕犀氏が加わっての、
鼎談ていうか対談ていうかインタヴューっていうかのページでの、
発言とか、
おもしれ〜!!!ですにゃ

虚淵 みなさんの鬱回路が半端なくて、虚淵玄は追いつけませんよ。「俺はそんなこと思いつきません、君たちどうかしてるよ!」って(笑)。

(020頁)
↑これは、ネットでの予想をめぐっての発言。
鬱回路半端ない皆さん!見られてマス!!w
ゆわれちゃってマス!
つ〜か、

虚淵 この予想の中から1本とってきてもバレないだろ?って思っちゃいますよ(笑)。

(020頁)
って冗談めかした、いや冗談そのものもおっしゃられておりますがその実、
まどかを最大限に不幸のずんどこに突き落とすのは
あなた自身かも知れませんよ〜〜〜(’’;
最終回乞うご期待ですね、
インタヴュアー(対談司会者)さんに見終えた人へのコメントを乞われて、

謝っておいた方がいいのかな〜?

(029頁)
とも答えておられますし!!!!ぎょえ〜どないな意味なんそれっ


んでんで、
さきのネットがらみのお話しですけれども虚淵さんは、
・何百人がかりで一斉に検討されたら勝ち目ない、
・結局積み木だから。構造上無理なものは作れない。ロジックで演算してけば話は見えちゃう
といったことをおっしゃいつつ、
・意外とネタそのものは期待されてないのでは
・お約束をどう語るかってとこが注目されるところなのか
と感じておられるそうで
つまりは、

結果が分かっている話を「そうきたか」って思わせるのが台本の真骨頂なんじゃないかと。

(028頁)
という思いを抱かれておられるそうです、
うんそれで、
そういうことは
こないだ最終回しまった別のスタッフによる別会社の別のアニメ、
STAR DRIVER 輝きのタクト
でもあったかと思うんね、うん。
だからええっとなんだ、
今後もいろいろなアニメの展開を予想して当てちゃっても
ぜんぜん大丈夫だあああああっ
ちゅうか
そこまで展開あててましたっけあたし?ってゆうか。
いやいや、あのだから、
やっぱ
こうなるのは分かってたゼ!
とかゆうのが大した自慢でもないデスよね?って話しですねこれ。自慢沈下。
■■■■■

その女の子は植物を愛し、育てながら、花ひらくことを望んでいたんですよの冒険

そんなこんなで『ハートキャッチプリキュア!』が、
あたくし的に史上最強の最終回のひとつ*1、としてぶじ終了し幾日も立ち、
「すごいものを観てしまったあー!!!!」
などと言いながら
丘の上で街を見下ろし鼻の穴を丸く広げることもしなくなりましたがもともとしてませんが、
ゆりさんの、いや、
キュアムーンライトのあの科白だけは日々、
こころの中で繰り返すこともしばしばなのでした、


(※ 斯様に次第にコノ一文ハ『ハトプリ』ノ結末アタリト、ソレマデノ部分ニ触レテイルモノデス。)




その科白とはつまり、


















「わたしたちは愛で闘いましょう」


これ↑です。
日々、
誰かにむかつく毎に、これを思い出すのです、
そんなに毎日まいにち誰かにむかついているのかと言われそうですが
えーそーですよー
よのなかには色色色色色色色色色色色色色々と、
そりゃもうアレな方々がいらっしゃいますもの、
「死ねばいいのに、けっ!」
などと秘かに呟くこともしばしばな人生でしたが(←でしたのね(泣 )
今では、そう、
そんなとき脳内キュアムーンライトが呼びかけてくれるのです、うん、
これを
こころの花が元気になった、と言わずして何と言おう!きひ。


ありがとう、キュアムーンライト、ゆりさん!


そしてその言葉を導き出したのが、
ハートキャッチプリキュア』の主人公、
キュアブロッサムに変身する、花咲つぼみちゃんなんでした、ありがとうね、、、
つぼみ〜♪


・・・


思えば。
『ハトプリ』第1話にしてあれほどハートがキャッチされたのは、
そりゃもう絵柄とかえりかさんとか(むw )可愛くって気に入ったこともあるけど
かつて自分もつぼみのように、


変わりたい、


と思ってチェンジしようとしたことがあったからなんだな、
あたしは転校経験がなかったんで、
小学校5年生になった新学期翌日、
いきなり人格変えてた(爆
なぜ翌日だったのかと言えば何がきっかけだったもう忘れてしまいましたが
始業式の日に、こういうのは(こういう自分は)もういやだ、
という思いが爆発しそうにふくらんだまま帰った帰り道はおぼえてる。


でまあ
卒業するまでなんかアタマおかしいくらいぎゃあぎゃあ五月蠅い子やってましたが
中学校でまた凹んで暗ああああいひとになったりしたりでまあそんな経験からも、
つぼみさんの立ち位置にはちょっと敏感に反応してたと思うよ、
変えたい、と思って登校して、でも
その転校デビューは、まあなんだ、つまりはえりかさんの妨害?で失敗してw
しかし
プリキュアし始めて
キャブロッサムともチーム組んで
デザトリアンにされたこころの花を人々に取り戻して元気にしたり
授業での古文読解力はみんなに注目されたりで、
明るいつぼみさんになれてたのかなあと思ってたあたしを襲った衝撃は、
自転車旅行をしてたクラスメイトの男の子のエピソードで、
彼の・・・・・を擁護する発言をつぼみがしたら
みんなから
「え、あのおとなしい花咲さんが」
なあんてリアクションが返されたのを見たとき。
え!
つぼみさん!!
プリキュアしつつクラスの中じゃあずううっと、
ひっこみ思案の地味な子のままなの?! っていう。
・・・
このことはあたしにとっては衝撃でしたが、
こんなことは番組てきには裏ネタに属することだと思ってた。


番組シリーズなかば、
キュアサンシャインが変身バンク動画枚数も物凄く
生徒会長いつき、<彼女>の抑圧を全解放する華々しさで登場し
強く、強く戦って、
史上最弱と言われたキュアブロッサム
よいよいらない子だよね、
なあんてネットの声が聞こえ出したことも同様に。


でもっ!
そうあの、プリキュアパレスでの最後の試練、
他のプリキュアさんたちが見事に試練をのりこえて帰還したあとに、
つぼみさんが
独り残される展開になったとき、
この話しはもしかしてやっぱり、、、と。
そして
ちょっと遅れた帰還、それはまるで死と新生であったような、
そのとき思ったのでした、


『ハートキャッチキュア!』は、花咲つぼみが<<主人公>>の物語りである


って。
そして最終回直前、つぼみがキュアブロッサムが、
憎悪で戦おうとするキュアムーンライト、ゆりさんを思い留めさせようとしたとき、


『ハートキャッチキュア!』は、
最弱と言われるようなキュアブロッサムに変身する、
とってもひっこみ思案だった、花咲つぼみが<<主人公>>であることが
とっても意味を持つ物語りだったんだ!!!!


って、
それはもう身も心も震えた。


そして最終回のあの、サブタイトル――
ああもう、
凄いわ凄いわ凄いわ凄いわ、って
『ハトプリ』が放送されてた一年を振り返りながら
その構築力を、ひたすら愛した。


『映画ハートキャッチプリキュア!花の都で ファッションショー…ですか!?』での
えりかさんのつぼみ評とともに。


「良いところは昔から変わってないよ」
■■■■■

*1:その他のものは『ウルトラマンネクサス』とか『天元突破グレンラガン』とか『少女革命ウテナ』さっ、、、

2010年シロメ大賞群発表の冒険

みなさまあけましておめでとうございます(遅
今年もいよいよ2010年を振り返るころ合いとなってましりました(色々間違


なんの権威でもない、
たくさんみて、きいて、よんだ、沢山沢山の中から厳密に選ばれたわけでもない、
たまたまシロメさんが2010年に出くわしたもの*1の中から、
たまたま、とは言いつつも、
とってもとっても素晴らしかったことは確かであるものに、
勝手に授賞しちゃいますよん♪


当選者の方々は(当選者?)連絡くだされば何か差し上げますけど
きっと見られてない。


オモイデバナシヲシテイルダケサ。


じゃ発表してっきまあーーーっしゅ♪
・・・
2010年シロメ小説大賞:
アナイス・ニンハウスボート

ガラスの鐘の下で―アナイス・ニン作品集

ガラスの鐘の下で―アナイス・ニン作品集

上記の本に収録されている短篇です
やられました。
そしてわたしは光と影のイメージに呪縛されていることを思い知らされ。
小説の、なりゆきの、不遇、不幸をこえて至福。
・・・
2010年シロメマンガ大賞
若木民喜神のみぞ知るセカイ 11巻』
神のみぞ知るセカイ 11 (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ 11 (少年サンデーコミックス)

の、
まさかの怪獣映画的状況の出現と、
おっとっと!展開と、
檜・楠姉妹エピソードの泣ける、おとしまえのつけっぷりに敬意を表して。
・・・
2010年シロメ絵本大賞:
高野文子「しきぶとんさんかけぶとんさんまくらさん」
こどものとも年少版 2010年 02月号 [雑誌]

こどものとも年少版 2010年 02月号 [雑誌]

まかせろまかせろおれにまかせろ、
珠玉のフレーズやね。。。
やわらかいよあったかいよもうだいしょうぶだよ
・・・
2010年シロメ音盤大賞:
ザ・コンクリーツ 『ザ・コンクリーツ』
ザ・コンクリーツ

ザ・コンクリーツ

可愛くてかわいくてきゅん沁みるさ。
出逢えてよかったこんくりーつ。
て、えっ、新譜出てんの???
・・・
2010年シロメライヴ大賞:
Filament
Sachiko M(サインウェーブ) 大友良英(エレクトロニクス)
2010年1月31日京都shin-biにて

微かな音、おと、おと、
どこにあるのほんとに鳴ってるから聴こえているの?
捉えようと耳と身体の割合が逆転し
すると時間もまた、
永遠と瞬間の区別が難しくなったんだった。
・・・
2010年シロメ演劇大賞:
チェルフィッチュ『わたしたちは無傷な別人であるのか?』
愛知県芸術劇場 小ホール にて

いつもいつもずっとそうのようにあって、
けれどそうであるようにはそのまま示されることのなかった、
不自然さの圧倒的な自然体に驚愕しましたですわ。
・・・
2010年シロメ映画大賞:
ホセ・ルイス・ゲリン監督『シルビアのいる街で
シルビアのいる(らしい)街で、シルビアを探す彼。
誰がシルビアか私たちには分らない。
彼もちょっと分かっていないw
「かもしれなさ」が街の女性たちへと溶けていき、
そのフラットさの中で、
普段、映画がいかに主要人物を目立たせようとしているか気付かされて、ああと思う、
その発見に。
・・・
2010年シロメまんが映画大賞:
松本理恵監督
『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?』

素晴らしき哉マンガ映画!
さいしょの方のルー・ガルー逃亡シーンとかワキワキしながら見入ったし!
でもって、今時なテーマも深く、
サラマンダー男爵のキャラクター造形も渋くユニークで、
声の人も偉かった。
そしてなによりみんなの活躍が楽しかったよ、ありがとう。
・・・
2010年シロメTVアニメーション大賞:
ハートキャッチプリキュア!
なにはなくとも2010年はまずハトプリの年でした!
毎回毎回きっちりすんごく面白くって
笑えて泣けて、熱くもなれる、このクオリティったら奇蹟としか言いようがありません♪
・・・
2010年シロメTVドラマ大賞:
『SPEC 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』
眩暈だめまいだめまいだめまいだ、
クライマックス直前の、
「いったいどうなることか」感の半端なさに世界がぐるぐるしたさ!
でもって、
番組終了と同時に「いったいどうなってしまったんだ」感にもっ!!!
・・・
2010年シロメExhibition大賞:
ルーシー・リー展』国立新美術館にて
器がさ、
どんだけ可愛くなっとんじゃあああああっ


会場で無言で絶唱したさ。
・・・
・・・
・・・
ええっと、、、
2010年はまあだいたいざっとそんなかんじです、
ことよろ。
・・・
・・・
・・・
2009年は此方↓
http://d.hatena.ne.jp/dbpwriter/20100108


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*1:発表年など問わないのであった。