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安野モヨコ『さくらん』(ISBN:4063348296)、
痛いトコごまかしてなくて、ただ、ただ、良いな、と思う。
でもこれは読者を落ち込ませるようなものではなく(たぶん)
適応してくためのパワーの源になるようなものだ(きっと)
ってゆうかもう、きよ葉、スキ♪
比べることもないけどシゲタより好きかも。
「ありんす」とか口走っちゃうぞ。
・・・・・・
はは・・・・・・
この世は
苦界に
ございますよ
気に入る
ことなんか
ひとつだって
ありゃ
しねえん
だよ
とか言いながらも吉原で生きてく姿にきうん、となる。
ところでこのタイトル。
"おいらん"が"おいらの(ん)"ならば
"さくらん"とは、"桜の(ん)"、
櫻の木に咲く花のようなもの、って解釈で良いのかしら。
ヲンナは華!
『さくらん』、傑作でありんす。