THUNDERBIRDS ain't GO!!!

これはオリジナル原理主義者としての罵倒とかでは無くてですね
妙ちきりんなカヴァーもどんどんやればいいじゃん、って考えだし
まあ実際おもしろいもんみれて良かったにゃ〜と
この夏公開された『サンダーバード』って邦題の、
サンダーバード』みたいなもんの映画について思うわけですが
昔のファンのためだけに映画を作るわけにはいかない、
ってエクスキューズは御尤もなことであって
でなきゃ、
いまのリアリティに合わせたアレンジがなきゃリメイクの意味なんかそもそもないわけだけど、
みたいなもの、をそれ、だと言って映画公開しちゃうのってどうよ?
っていうか
それ、のつもりが、みたいなもの、だったってゆうのは悲劇でしかありません、よね?
でしかない、わけでもない、か?惨劇?茶番劇?
たとえ変身シーンがエッチでなくても
ハニメーション、なんて新技術(?)を開発導入してしまう心意気の程に昔のアニメ版のノリを追求しようとした
庵野秀明監督の『キューティハニー』は『キューティハニー』だったし、
この人本気なのかって本気なんだろうなな反戦メッセージ前面打出し姿勢とか
こういう語感のヒーロー名が・・・だったっていうのは違和感あり過ぎやんっていうか
その"フレンダー"の登場のさせかたは無理矢理だろう!とかがあっても
最後までヘルメットを被らせないでおくことでこれはオリジナルと同じヒーローでは無い、と義理立てしていた生真面目さにおいて
紀里谷和明監督の『キャシャーン』はどこかやっぱり『キャシャーン』だった*1、ようには
この夏の*2サンダーバード』はいけてなくて、
っていうのは
人形が人形を人名救助に行く話しっていうテクノ的美学的価値はもとより
(いや、まあ実写でもいいんですけどね)
民間あるいは国家プロジェクトの巨大テクノロジー
言っちゃあ悪いけど結果的にへたれなゲスト・メカ(だったり建築物だったり)の暴走が主因であるところの事故に対して
ぼくたちのスーパー・マシン、サンダーバード・メカを駆って国際救助隊が活躍する!
って要素がメインじゃない『サンダーバード』が『サンダーバード』なんてありえないっ!
って言っときます、けど続編には
サンダーバード2』にはまだちょっと期待したいので
サンダーバード』が気になっている人は観に行きましょう
悪評ぷんぷんで興行収入さんざんだったらある話しも無くなっちゃうのかな〜って気もするので。
(『宇宙家族ロビンソン』のその後はど〜なってるの?)
オープニングアニメーションと(キュートなアニメなんですよ)
ザ・フッドの中の人(ベン・キングズレー)はすんごく良いです
なにより暇つぶしにはもってこ(以下略 。
・・・
あと。
「ブレインズ 吃音」でぐぐって、知ったことについては書きませんけど
勉強になりました
サンダーバード』原体験はやっぱ日本語吹き替え版だったものですから、
つーかそれでしか観てませんけどね
・・・

*1:と言ってしまいますが何か?

*2:やらされてる感ありありの監督名は出さないことにして、って失礼かしら