「あきらめるな」、

たしか現実には――何が現実なのか分からない世界なのだけれど、
ただ2回だけ(でしたっけ?)発されたあの声を、
いまアタマの中で繰り返し、再生しているよ、の『ウルトラマンネクサス』でしたよ(泣。
肩で大きく息をして
無念の思いに拳を握り締める、
あんなウルトラマンを見るのは始めてかも知れない(泣々々々。
あれはもう、
ネクサスの中の人の姫矢さんの感情にこっちも切り刻まれるカンジで。
でも「悪」ってなんなんだろう
光のある場所に、必ず闇が生じるならばこの世界は悪そのものではないのか
偶然によって、
あるものが光になりあるものが闇を知るならば
闇は闇としてその運命の皮肉こそが世界の本質だと告げるしかないではないか


「悪」とは教育である、


ダークメフィストの玩具のCMは超カコイイよな♪
溝呂木は凪を呼んでいて、コモン(普通人)もまた、ダークサイドに落すことに決めたようだ、ようだ、
ようだと言えばヨーダ*1
スター・ウォーズ』が完結するより先にそういうことやっちゃうのはどうよ?
と思わなくもないけどジョージ・ルーカスちゃんがモタモタしてたんだからしょうがないっすねー
ULTRAMAN』から、善も悪もその属性をケイゾクさせていく設定のようで、
自分の正義を疑うことなく、
憎しみに囚われちゃってる凪は溝呂木の、
闇を受け継ぐには最高の適格者ってことですかね、
つってそりゃまるでどこぞの国家やん、
っていうリアルな問題ともリンクしようっていうスタッフの本気を、
最初はもうちょっと凪視点の描写をして、
副隊長のふるまいももっともだ、
と視聴者に思わせる演出の方が出だしの評判も良くなってたはずだけどそうしなかったことからも
見い出しちゃったりしてもいいですか?
「戦争ってどうしてなくならないの?」って子どもから質問されたら、
私はまず『ウルトラマンネクサス』を見せてから話しをするよ、


ウルトラマンネクサス』は、いま最も子どもたちに見せたいテレビ番組と言える。


*1:駄洒落ですか・・・