しまった。ラインバレル2巻とうに出てるやんっ。
それはそうともうこれ
- 作者: 二階堂奥歯
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2006/01/01
- メディア: 単行本
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そういえば私の先代の図書委員長はSF研の部長で、ファンタジーが好きな人でした。トールキン好きで瞳が美しい人でした(近眼だし)。
彼女はSF研の見学に行った初対面の私に対し上品に微笑みながらいきなりエルフ語で自分の名前を書いてくれたのでした。
(65頁)
これは奥歯さんが通ってらした女子高の、
「サンリオSF文庫が非常に充実してい」た、図書室(館?)をめぐる思い出の記述から。
このあたりは
志村貴子さんの『青い花』に
図書室が出てくることに反応した人が読むとよいかもー。
(あ、百合ネタとは関係ありませんから。たぶん)
そういや
私の中学校の図書室も、けっこうあったなあサンリオSF文庫。
どんな方のセレクトだったのか。
『八本脚の蝶』、
他にボッシュの絵の生き物の、UFOキャッチャーのぬいぐるみかフィギュアが欲しい、
とか
押井守監督『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』や
石井輝男監督『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』の感想やら
貞操帯やフレグランスやヴィヴィアン・ウェストウッドへのこだわりやら、オイシイねたがいっぱいでオススメです、
ただし
著者さんがさいごに自ら命を絶たれておりまして
「最後のお知らせ」という文も書かれてたりしてますので
連れていかれやすい方を除きますよ、と。
そのかわり、
すべての人に推薦したいのは、これ→
海猫沢めろん先生が参加されてますのでもちろん、買い♪
まあ迷惑さえかけていただけなければ誰がどんなヲタクでもどーでもいいんですけどね
つって逃避でしかないような作品がもっと増えたらそりゃメイワク。
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