これみてきましたよ→

http://www.shatner.jp/




























































七ツ寺共同スタジオ西田シャトナー演劇研究所の【宇宙猿】。うっきい。
SFで、哲学で*1、うれしかった。
でもちょっと疲れたかな。
閉鎖空間内で、台詞がいっぱいあって、で、踊りとかあったわけじゃないし。
猿の動きはあったけどね(なんと猿演技監修・協力は日本モンキーセンター(!))
ま、
だいたいあたしそういえばそんなに演劇みてきてる猿でもないんで、
なれてないだけかも、ですけどね。
でもこれ名古屋だけでしか観れなかったとしたらもったいない、
観れたら観ましょう、つか、
A.C.クラークにみせたい。クーブリック*2にみせたい。たまの人にみせたい、
そんなメタ『2001年宇宙の旅』劇でありました。えっと、
映画の『2001年宇宙の旅』の謎とかってのは
クラークさんがハードSF的に解いちゃったの続編に書いちゃって解決しちゃったんでしたっけ。
それはそれでありなんだけどクラークさんがそういうこと書く以前に
日本の、ツルモトルームの、『スターログ』の読者投稿欄で
アソコのアレコレはああだった、こうだったな盛り上がりのなかの解釈に神学的でえらく魅力的なものがあったなーとか思い出したり、
そんなカンジの舞台でしたよ
目的が失われた宇宙の孤児てきな宇宙船の中で、
乗組員たちはサル化してゆきつつ無為なゲームを繰り返す日々をおくる。
(その乗員たちって実は
 博士(の実は、コールドスリープ中の博士とリンクした擬似人格プログラム)と、
 擬人化されたコンピュータと(人のカタチをしている)
 擬人化された宇宙船(人のカタチをしている)。って、
 コンピュータ=宇宙船じゃないの?とか思ってみてたら
 宇宙船の「彼」が生まれた(?)いきさつがなんかとてもきゅん、とくるものだったのでした、
 って、
 人のカタチをしている、とか書きましたが実はそれコンピュータの中の出来事だったりするのですが)
そんな日々が、だんだん人類の進化の道行きのありさまとダヴってゆき、
なんかね、人類、せつないよ、せつないよという気持ちになったのでしたよ
進化して、ケイゾクしてきて、コンピュータや宇宙船みたいなお友だちができたりして、
うん、人類カワユス。
・・・
そうそう、

*1:だいたい多くのエスエフはてつがくだったりしますが

*2:キューブリック