ポルノグラフィ防衛論 アメリカのセクハラ攻撃・ポルノ規制の危険性作者: ナディーン・ストロッセン,松沢呉一,岸田美貴出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2007/09/29メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 88回この商品を含むブログ (8件) を見る

ブックカヴァを外すとこう→
本の帯は破れたりで外されて販売されたりもしますので*1
惹句も評価の対象にされたいむきはお早めに。

結局のところ、検閲とは、他者が何を読み、考え、どのように行動するかを管理する必要の結果として生まれたものである。文化に支配されているという気持ちが強くなれば強くなるほど（文化との強調関係が薄れれば薄れるほど）、検閲への意欲は高まる。

（11頁）
・・・

憎悪に満ちている、不健全である、ポルノグラフィであると烙印を捺される表現を保護するために、芸術を知る必要は一切ない。自分の好みすらも知る必要はない。必要なのは、自由を強く求める気持ちだけである。

（14頁）
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セクシャル・ハラスメントを濫用することによって、性的表現を含まなくとも性差別的表現や性差別的行為から注意をそらし、また性差別的ではなくとも性的表現や性的行為であるというだけで悪者扱いしてしまう危険性があるのである。

（36頁）
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その結果、私たちは性と性差別を混同することがあまりにも多い。

（41頁）


行き着く果ては女性の肌の露出禁止とか、女性の自由意志の禁止でない？





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*1:Amazonでどういう扱いなのかはあたしは知りませんが、