ことばは後からついて行き「それ」をことばの網にかけるのやないの?

ことばの網、
蜘蛛の巣のよに粘ついて
縦と横、
その位置からずらせない。


生も死も、
ただの言葉だ、信用しない。


苦痛は、死と関係ないやろ。
苦痛は、苦痛と関係ない。
苦痛と呼ばれる、苦痛という言葉の殻の中にとろん、とある流れ、
罅から出たら気化して満ちる、
世界は世界と関係ない。


死は死と関係ない
恐怖は恐怖と関係ない


ぜんたいがあってぜんたいがあって、


ぜんたいがあってぜんたいがあって、ごはんがおしいしい。


おいしいごはんはぜったい、
おいしいごはんはぜんたいにつながっている。


つながっていく。
・・・

文学界 2008年 08月号 [雑誌]

文学界 2008年 08月号 [雑誌]

福岡伸一氏と川上未映子さんの対談よんだ。


ミミズの自我、
ミミズの言語、
ミミズの自己言及性、
なにかなー、と思う。
福岡先生がダーウィンがやってたミミズの研究について話されてて、
ミミズは
エサの葉っぱを工夫して巣穴に入れるっていう・・・。


ミミズは自分自身について考えているらしいんだけども。
その「考えている」はいわゆる「考える」ということなのかしら。
もしかすっと、んー、
言葉使ってるほうが、「自分自身について考える」ことと遠ざかってなくね?
なあんてあたしは思うんだけども。


てへ。とくに誰に対して、ということでもなく、

言葉なんか使って、
考えてるなんて思うなっ!

とか言ってみるテスト(w