仮説っていうか上映会かなんかで監督に質問しちゃったりするかも知れんこと。
あじましでおさんの、いや、
吾妻ひでおさんの本になった『うつうつひでお日記 その後』読んでたら
2007年2月23日に萩尾望都さんとの対談*1のことが書いてあって、
「バルバラ異界」の分析をこころみたが、うまく話できずグダグダ。萩尾さんの大人(たいじん)ぶりに救われる。
(16頁、角川書店)
ってあって、
そうですよねー吾妻さんでもまとめづらいんデスよねーあのすごいマンガは、とか思って、
んでしばらくして、
あああっ、ってなって、
奥秀太郎監督の『ドモ又の死』に萩尾さんが召喚された*2のって、
『バルバラ異界』
へのオマージュなんだ、もしかして!
とか、
何をいまさら、な話しだっていう方が、
もしかしていらっしゃったらごめんなさいってことデスが、
ねえ、成る程ねえ、って
あの映画のなかの劇中劇が劇中劇の枠に決しておさまってなくって、
劇中劇の外である、から"劇"って呼べる映画の中の現実へまず滲み出してきて
映画の外の現実のあたしが何かこう、不安てゆうか何かおさまんないやん!
って気持ちに至ってる感っていうのは
だって、
『バルバラ異界』読んでるときのぐらぐら感と同質のものやものね、
と思い、昔、
萩尾さんは野田秀樹氏の夢の遊眠社の舞台を評して、えっと、ええっと
あ、あ、あ、あ、忘れてしまってる〜(泣
何ておっしゃってたのかなー何やっけ、
自分のマンガのナチュラルな構造(みたいなこと、を言われた筈)と比べて遊眠社は、
何だっけかたとえに「キュビズム」を持ち出されたんだか次元構造のことを云われたんだか
ともかく、
萩尾さんは野田演劇から刺激を受けて
そんな要素を軽々(かどうかは分かんないけど)とりいれて
そこらへん『バルバラ異界』に結実した、ってことではないかしらん?
でもってそれがまた、
演劇な映画としてフィードバックされたと???
・・・
なあんてことを書きつつ奥秀太郎監督の経歴をチェックしたらば
(『ドモ又の死』公式サイト*3より)
って。
を〜。そうなのか〜。
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