京都に行って帰って12時間ちょっと。

映画の予定はなかったことにし、遠足したのです。
新幹線使わずに、
おおするとこんな・・・・・・円ですむのか、と。ちょい認識新たに。
京都駅から地下鉄乗って京阪電鉄乗って叡山電鉄乗って一乗寺
紅葉ぜんぜん始まりたてほやほやなお庭の詩仙堂行って
圓光寺の水琴屈の音きいて応挙とか木製活字とかみて
恵文社*1へ。
ギャラリーで展覧会してた、
「cofu」街風奈緒子さんのアクセサリー、
ヴェリイヴェリイ、
可愛かっこよかったす、ばっと、あ・りとるえくすぺんしぶー(あたしてきに)。
買えん。
南青山でも何かやられるみたいなので
根性あるひとは調べて行ってお買いになるがいいさあー。
でもって
レジに持ってったのは

エルフさんの店

エルフさんの店


尾崎翠の「歩行」と「地下室アントンの一夜」と表題作を漫画化した『こほろぎ嬢』と
ひみつのお土産。
書店でたらもう、夕焼けの時間なんで、
一乗寺らへんは夕餉前な雰囲気がえらく良かったりもするんだけど四条まで戻って、
駅から地上へ、四条橋の上には月と星、歩いて磔磔へ、
LOVEJOY
3rdアルバム『あの場所へ』あの場所へ発売記念だったのさー♪
いや沁みた沁みた。
ライヴはじめのほう、「世界でいちばん好きな顔」、ぐっときたり。
ずっとずっときいてきたけどサードに入ったのね
ようやっとアルバムで聴けるのでうれしいよ、
それにしても
植村昌弘さんのドラムってばなんてこお、ジャストに気持ちよ過ぎ、
とことさら感じさせられちゃう敲き方なのだろうかしらん、
でもって
bikkeさんの歌にしみじみしつつ
みなさんの音がぐわんぐわんぎゃわんと盛り上がってくとこ好きだーぎゃわん♪
ああやっぱ素晴らしいなラブジョイ。
名古屋今池TOKUZOにも来るのでうれしいのでありました。
ライヴあと、
京都駅ではお土産屋さんがとっとと閉店されてたのはかなしかったのでありました。
つけもの食べたひ(泣
・・・
漫画『こほろぎ嬢』、
正しくレトロ漫画してて、まあ、なんともなごむ、
尾崎翠集成〈上〉 (ちくま文庫)に入ってた3篇も読み返しましたよ、
逃避人種とか言われる、
登場人物たちのだめだめ感が良いのでした、
ぜんたい、お話しも奇妙にねじれてくらくらりん、
ディックっぽさを思うとヤバイです、それってミグレニンのせいー???


幻覚ミグレニン。おお椎名林檎のユニット名ぽいぞん。


そゆや、
たくたくでミラーボールズのチラシも貰った♪

日本地下世界の秘境、名古屋から全世界のダークサイドに生息する社会不適応者達へ贈る絶望という名の葬送曲。「呪いの子守歌」とも言うべく、漆黒のメロディが、年間3万人を超える自殺者を生む極東の島国を撃ち抜く!

だ、そうです(泣(いやー大好きデスからね、みらーぼーるず、
だからそうさあたし、
適応なんかしちゃいないのよさ、
ダークサイドに住んでゆのよさ、
現実住所は秘境の果てさあ。


でもさあれさ、
ビッケのうたききながら思ってたさ、
完璧な調和っぽいもの、
日々の中にたしかにあるって。それはほんとうのことだよ。


「歩行」のさいしょに出てくる詩もなんかそんなカンジ、

おもかげをわすれかねつつ
こころかなしきときは
ひとりあゆみて
おもひを野に捨てよ


おもかげをわすれかねつつ
こころくるしきときは
風とともにあゆみて
おもかげを風にあたへよ
                          (よみ人知らず)

(『尾崎翠集成上』中野翠編/ちくま文庫 131頁より)


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