「以上。」でなくってさ、

続けますけど
良く出来てて面白くって人を楽しませるツボおさえてて
おさまるべきところにちゃーんとおさまっちゃうような立派な映画なんかに
楽しまされるつもりはないわ!と叫びたいし叫んでみせよう、でもああ、
好きなの、
好きなの、
好きなのやっぱ、クロスカッティングが決まりまくりのクライマックス!
ああ、そうなのよね
だから『レッドクリフ Part II*1』、
もーえーたーわーよー♪♪♪


そこんとこがいちばん良かったねぃ、と。
ああ、何でかむかしかなりにあたしの中に
D・W・グリフィスの映画が、がっきぃぃぃぃぃぃーんときてたと思うん。
入り込まれたと思うん。
あたしは別に実作者じゃないんだけれども
(だからそれが何を生むわけでもないんだろうけど)これは、
神山健治監督におけるアルフレッド・ヒッチコック体験の意味位だったり?

神山健治の映画は撮ったことがない~映画を撮る方法・試論 (STUDIO VOICE BOOKS)

神山健治の映画は撮ったことがない~映画を撮る方法・試論 (STUDIO VOICE BOOKS)

なあんて。
神山監督のこの本は、
深夜枠にしてはなかなかに高視聴率(らしい)で現在放送中
東のエデン』においてどんだけ、どんだけ、どんだけ
謎と解答を繰り出しては繋いでは
人心を操ってます、実直にサーヴィス精神たっぷりにですけど!
て告白の書だったりもするのだなーたぶん。
それはヒッチコックが埋められたからなのだ、きっと。
・・・
とかなんとか思ったりしてたので
2009.06.02(火) 梅田 「ハードレイン」
サイケデリックバー ganja17周年&HARD RAIN 10周年
【真昼の廃人 真夜中のHIGH人】
ミラーボールズワンマン
〜暗闇は好きかい?連れていってあげよう〜
★開場18:30 開演19:00
★前売り¥1,500 当日¥2,000(ドリンク別)
ゲスト:豊川座敷/やまのいゆずる
に出かけて
前座の2バンドもかなーりステキだったのだけれども
あいかわらずミラーボールズの音楽に耳から撃たれつつ、目において
ああ、観ることも好きだこの動き、とかはなはだ凄んごく感じまくってしまうのは
もしかして
胸にグリフィス埋まってるせい?
胸から伸びた寄生植物の根が視神経まで届いちゃっていまみてるこの演奏が、
サイレント映画の記憶とリンクさせられているのかも。


なあんて。あぁあたしの中のリリアン・ギッシュの想い出よ
彼女の動きよ






とかなんとか酔っ払ってたら途中が切れちゃってるフィルムのように森さんも北脇さんも
ステージ上をところどころでワープして移動し始め、
奥に引いたとおもったら次の瞬間眼前にいたりして、
ああこれは
時間の流れが尋常じゃあないなあと思わされたわけで
あの中に
宇宙人、未来人、異世界人、超能力者の映画監督がいたのだきっと。

*1:未来へのうんちゃらかちゃら