「エンドレスエイト」がエンドした機会に『涼宮ハルヒの憂鬱』って何なのか、書いてみる冒険。

えんえんと繰り返しこのまま終わらない気もしないでもなかった、
と思わないでもなかった、
と書いてみてもホントのところは真剣にそう思っていたかと問われれば
そうでもなかった、キョンたちSOS団とは決して違って、
な夏休みの話しが終わり、
涼宮ハルヒの憂鬱』は次のエピソード、
涼宮ハルヒの溜息」へと進んだようで、聞くところによると今回の脚本、
原作者の人が担当されたそうで、
そこんところを話題性てきに(セールスてきに?)焦点あてて言うのは良いとして
原作者だからこそ、とか
特別に語ることがひ、ひ、ひ、批評てき・・・?に妥当なことかどうか、
あたしはちょっと分かんないわけだけれどもしかし部室(SOS団のアジト)にて、
みくるちゃんが
ちっともドジっ子メイドでもなくって
お茶とかひっくり返してキョンにぶちまけたりしないのでハルヒがかわりにお茶持って、
キョンの頭近くに湯呑みを持って行ったとこ、あそこ、なんなの、ものすっごい、
ドキドキドキドキしたんやけども。
うん、ものすげーキューンとした、
それ、
ハルヒキョンの反応を見てたからさ。
この場面、原作小説にもあるんですかね?*1


うむむむむ、
うまく言えない、けどあそこそある意味「エンドレスエイト」のまとめ、みたいな、
まあ、
エンドレスエイト」の期間中けっしてハルヒはループしてるなんて
意識しなかった、筈、なわけだけれども
筈は筈で、
絶対てきにそうであるとは言えないな、
なんていう思いが
ハルヒの行動に対する視聴者であるあたしの反応をブレさせて、
つまりは


独我な世界の中心で、"他のアイ"をもとめて叫んでいる女の子(な神さま*2)、


それが涼宮ハルヒという物語り、という読みを読み込んでいるのが
涼宮ハルヒの憂鬱』に対する反応なわけで、
他の人はべつだん、そうは思ってないのかも知らん、とは思う。
けれどあたしはそんなんなので、
キョン方向へのハルヒの挙動にいっちいちせつないものを見て
いちいちいちいちあーせっつないって思ってる、
これからお茶、
あんたのあたまにぶちまけるから、どうかお願い、
あなたがわたしがつくりだした夢以外の存在であるって、
証明されるような反応をしてみせて。お願い。


お願い
お願い
お願い、


お願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願い、


気がくるいそうだよ。
















































たすけて。


えっと、
だから、「あいらびゅ」とか白雪姫やSleeping Beautyが受けるキスとか
そんなんが根源的な『憂鬱』の解決法ではない気がする・・・
とか思ってみると
第一期におけるさいごのエピソード、
涼宮ハルヒの憂鬱 VI」ってどう変わってみえるんだろう、
それこそ第二期(「改めて」)の構成のキモなのかも知れんとあたしは思ったり。


とかなんとか
あたしのアタマはそんなんになってるわけで
エンドレスエイト」ね、ループ重ねるたび毎週、ハルヒの叫びを聞いていた。


涼宮ハルヒたちの沈黙、という声にならない悲鳴。


涼宮ハルヒという子羊を殺しているのは涼宮ハルヒだ。
ゲートを開けてもセカイからは逃げられない。


悲鳴を背に、そこからキョンは逃げ出せばいい?


せめて一頭抱えていって。
・・・
でもそんな悲鳴、
涼宮ハルヒの憂鬱』の「エンドレスエイト」の放送中に聞こえていたか?


そんなことはない。
そんなんは
聞こえるものだけに聞こえる真夜中の気配、『涼宮ハルヒの憂鬱』はハードボイルドすぎるね。
それは、
長門有希の感情とも同じで。


そう解釈するものだけがそうしたものとして受けとる(だけの?)もの。
だから、
そこにあらわされていなかったではないかと言われれば決して否定できない、けれど
エンドレスエイト」のループ脱出のくだり、


それはキョンによるハルヒの、



とてつもない救済でした

と、あたしなんかは受け取ったわけで、
それって、
エンドレスが、
繰り返されれば繰り返されるほど繰り返されれば繰り返されるほど
繰り返されれば繰り返されるほど繰り返されれば繰り返されるほど、
効果が大きくなったことなわけで、でもってそれにより、


「団長さしおいて宿題の集いなんて持ち出さないでよ」って言ってるだけの、
表面態度パーペキ怒り(ツン)の台詞の中にある、
涼宮ハルヒという女の子の歓喜と、
絶望からの脱出という希望と、(デレ)シンクロできたのである。
・・・
キョンくんでんわー偉いよ、
偉い偉い。
いっつもご苦労さん♪♪♪








saikouno ouzisama dane

*1:と、書くようにあたしは原作未読だったり

*2:というのはタイトルに"猫"という語が含まれる某日本SF小説を読んだ後の感想とリンクしてたりするんだけれども