こないだのお休みには麒麟児の世界をめぐったような

目ざめて
何やかや、したくして
電車に乗って映画館に行って
この夏14回目の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観て泣いて
<ロジウラのマタハリ>でごはん、
たのんだのは「今日のごはん」、
その日の「今日のごはん」はプレートにエビフライ、とか色々(おいしかった♪
プラス、
新メニュー「サンバルマタ」(薬味)、これがまためっさ辛んまくって(^^♪
このあと
岐阜の某イヴェント
http://mobium.blog42.fc2.com/blog-entry-133.htmlに行くよんと
お店のりりこさんに話したら重要任務を託されてしまった、
それは
イヴェント会場の、はじめていくお店な<Travesia>に、
ヒカシュー秋物語「鯉とガスパチョが降ってきた」http://hikashu.exblog.jp/11018843/
<得三>でやる「ホーメイビューティフル」http://www.tokuzo.com/2009/10/index.html
マタハリでの、
沖至+臼井康浩ライブhttp://d.hatena.ne.jp/lojiura_no_matahari/20090929/1254241800
チラシを置かせてもらってくること。
(ちなみに3ばんめのはわたくしから申しでましたよ「それも持ってくっ」って。えへ)


でまあ岐阜行きの名鉄電車乗って、
したらそれは
速度メーターがついてたことから新しいめのパノラマカーなのねきっと、とか思いつつ、
自分用にもらったヒカシューのチラシ見て、
名古屋ライヴは10月21日、死んでも行かねば、とか
新譜は出るわ
リイシューもあるわhttp://bridge-inc.net/hikashu/
エライことだわと気分も上がる、
なんつったって『民族の祭典』民族の祭典(紙ジャケット仕様)再発、うわあ。*1
おそるべき世紀の大傑作音盤やものっ!!!
はじめて聴けば脳みそひっくりかえりますぞよぞよ
とかにしゃにしゃしつつ、
ちょこっと積んでおきぱなうちに文庫化されちゃった
(→少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記 (創元ライブラリ))のを本屋で目撃しちゃって微妙なせつなさを、
覚えなくもなかったりする桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。を読んでみたらば
今まで桜庭さんのことをほとんど知らなかったわけだけれども、あ、
鳥取のご出身でしたか!って知る、
おまけに、尾崎翠のこともこの本にて言及されているのでした、
おう、
かの賞の年、
記者会見の場やらで、
ふたり並んだ桜庭一樹さんと川上未映子さんは少しでも言葉を交わしたのでしょうか、
第七官界彷徨第七官界彷徨 (河出文庫)について語り合ったり、は、なかったのでしょうか、
其処にもうひとり、見えないけれど
天界から降りてらした尾崎さんが、、、など妄想。


そんな流れで
岐阜の地に降り立つと、
こんぐらかったヘッドホンのコードをほどき両耳につけて、
google地図をプリントアウトした紙を片手に
リスモくんからDLした頭の中と世界の結婚の中の「麒麟児の世界」聴きながら
<Travesia>をめざす、
ちなみにこれは目的地があるので彷徨ではないんであった、


しっかしたどり着くまで、
てくてくてくてくてくてくてくてく、
あんなに遠くまで歩いたなあ、と今思うかと言えば意外とそうではなくて
行きはずいぶん長い時間を費やした気がしてならなかったのに、
帰りはなんだか、
さっと駅までたどり着けたんでした。何やろ、
はじめての道ではいろいろはじめてのものに脳が反応してるから
それだけいっぱい多く、過ごしてる気がするのかも。


会場にたどり着き
入り口門あたりで駐車してる大型バスにペイントしてる人たちの横を通り
7つくらいの出店がフリマやってる庭から建物の中へ入ってみると
どうにもライヴが始まるふうでもなく、どうにもステージも見当たらず、
お店の人に訊ねるとライヴステージは2階で、
しかも時間が押しているんであったとさ。
えっとお、と、
チラシの交渉をしようとしてみたらばどうぞどうぞ、即OKが。任務完了。


時間まで
フリマみて
(かわゆいアクセリー屋さんとかかわゆいお菓子やさんとかかわゆいローソク屋さんとか
 天然素材の何やら屋さんとか味のある古いもの屋さんとか)
なにやら内部から怪しげな閃光がまたたくバスみて
フリマみて
ぼっとしてみたりして、過ごすとやがて映画の時間、


平岡香純監督「落書き色町」、
色町の女子たちの着物のなんと色鮮やかなこと、でもって、
その色町の、家とかの、
なんともめっさかっこ良過ぎな枯れっぷり、物すごいくらい!とか思ったら
名古屋あたりのわたくしでも噂に聞く、大阪・西成だったんだと後で知る、
すげえ、ときめく!
(西成のどの辺りがどうなのとかは各自で検索でもしてご判断ください)


夢彷徨ってる映画のあとは2階の同じ場所でミラーボールズのライヴ、
ステージの床は硝子で出来てて1階の様子が伺える、
割れるのを恐れて(ホントに割れたりするのかは知りません)
森さんのジャンプはいつもより低めなのだと恵子ちゃんがMCで言ったり。
ミラーボールが綺羅綺羅廻り
歌を、掻き鳴らされるギターを聴けば
未だ異界から抜けてはいないのだと知ったり。


そして、
映画+音楽ショー 「プリミ恥部な世界」。
映画上映とライヴ(歌と演奏とダンス)がしっかり、絡み合ってて、眩暈む。
映画を出てお店<Travesia>を出て覚えたばかりの道を帰るとすぐに駅。
電車に揺られ今日を出るとすぐに夢。
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*1:いや『ヒカシュー・スーパー』も!その他はいちおう前のCD持ってるけど・・・リマスタですと紙ジャケですとうむむむむ