私は何故日曜朝に子供番組これで良いのかと考え込むのを止めただリアルなメタリアルに陶酔しようと思うに至ったか。
それは『ファウスト』に掲載された舞城王太郎の最新作を読んだから。
我ながら細切れに進行してるなあと思いますが昨日は、
「THE DRILL HOLE IN MY BRAIN」を読みましたよ
つか、ヤリました。
つか、ヤラレますた。
松本莉沙先輩がせんぱいの固い乳首をわざと<僕>のひじに当ててきたあたりで
シンクロ率が140%こえちゃって、あとはつい、おなにぃしながらヤッてイッて、
読後13時間爆睡しちゃっいました♪
でコレであたしなりに見えたっつーか
『ファウスト』のあれやこれやでいろいろナットクできたことがあってそれは
西尾いーたん*1が魔女っ子ものを書いたことや
東浩紀氏の「メタリアル・フィクション」って用語やら
斎藤環先生が鼎談で『エヴァ』の話しを持ち出してたこととか、つまり例えば、
親にライダーベルトを買ってもらったけど変身出来ない、
魔女っ子ステッキを振ってみたけど何も変わらない、
それはTVの世界のことだからってもちろん知っていたけど、
でもヒーロー・ヒロインになり得ないあたりまえの現実が
あたしたちの、僕たちの、瑕であり不条理なんだ、ってこと。だから、
今やってるアニメ(『明日のナージャ』とかですな)や特撮が
そんなものをつい(つい、か確信犯的にか)踏まえちゃって
屈折してても、それはどーにもなんないものなんだよお、と悟ってしまいました
だってリアルでないものは関係ないもんなんだもん
でもってあたしは、
切実なギリギリの表現に弱いから。愛してしまうから。うに。
うに。思うに、唐沢俊一氏の日記*2とか読んで思うに
こーゆーのって
なんだかどうもオタク第1世代の感覚とはまるきりズレてる、
おんなじオタクのようで
ぜんぜん別種の生き物なのねと思う、
で、こおいう子供番組を見て育つお子様たちがどおいう発育をとげるか分かりません、が、
でもやるしかないんだよ!
やりたいことをやりたいようにやってるのを見せるしか。
*2:9月8日の裏モノ日記 http://www.tobunken.com/