黒沢は怖ろしい。

今日は大阪行きの前に予約録画していた『トップランナー』を見ましたよ
黒沢清監督がゲスト。
黒沢さんって映画も人柄もほんとーに解りません、ということが
あらためてわかりました
って、観たことない人にただナンカイな映画なんだーと受け取られたくはないけど。
だって『回路』ほど、いや『カリスマ』もか、
あれほど正しい終わり方をした映画はないもんな、と思うのでした
   
内面は映らないから、と「段取り」の演出をする黒沢監督。
その監督が昔、『ゴジラ』で
逃げまどう人々がその数年前、空襲でリアルで逃げてた人々のリアルさを見て
インパクトを受けたという、
それと段取り演出と、その2つの距離になんか鍵があるような気が。