"美輪明宏"と"ロック"でぐぐっていろいろ読んでしまった。
    
いやしかし。
まるで届いてないのだねえ、
美輪明宏@前世が天草四郎様の「ロック批判」。
    
多くのロック・ファンが美輪さま好きなんでした
ひとり、
美輪さまの発言をおかしいんじゃないかって書いてたけど
ほとんどみんな聞いてねー(か、知りもしない)
    
あんなもの聴いてるとアタマ悪くなるし
ロック・ミュージシャンはよく自殺する、
    
とかなんとか言われてるのに、
美輪さまが好きなままでロックを聴くのもやめない、と。
はあ(溜息

美輪さま! 世界はずっと、このままみたいですよ!
・・・
『天声美語』(講談社)という本に、
美へ誘う「美輪リスト」という付録がついていて、
音楽の項で「ロック系」として

ザ・イエロー・モンキーの吉井和哉君のバラードとデオダードとビートルズだけです。

とあって、それって
吉井さんにもメンバーにもイエモン・ファンに対しても失礼だと思うんだけど
吉井さんは美輪さまに心酔してるらしいし、
ファンも喜んでたりして? どーなの?
バラード以外にやったこと全て否定されてるじゃん・・・
    
そしてビートルズ

なんで彼ら「だけ」認めてんだよっ!
   
ってあの、確かに、
ビートルズは歴史に刻まれるべき、偉大なポップ・グループですよ

でも彼らが美輪さまのお好きな「本物」かどうかは

ぜひとも
"ライ・クーダー"と"ビートルズ"でぐぐってみて確認して欲しいものです
   
ライ・クーダー美輪明宏
ロックに関して
どちらが本物を見抜く目を持っているんでしょうか、ねえ?
・・・
さいごに。
   
対象をこれは本物あれは偽物って言っていくやり方こそ、

やっぱり私には、果てしなく下品なものだとしか思えません。
「私はこれが好き。ねえ、あなたもそう思わない?」
そう言うだけでいいんじゃないでしょうか?
   
人には、
それぞれ生きてきた環境から育った、
様々な趣味趣向があるのです
    
それを「偽物」と決めつけて発言するメンタリティなど、
少なくとも戦争を否定する立場の者にはあってはならないはず。
  
と書いて、もう美輪さま関係から足を洗いたいと思います
     
(おまけ:安田謙一氏も『ピントがボケる音』で
     音楽家としての美輪氏を評価されていて
     本なんか読んでいろいろ考えてしまう前に
     ちゃんと聴いておけば良かったと思いますが、
     もう無理なんですね。
     ミワ関係が近づいたら裸足で逃げます)