大統領も四年たてば代わる、

なんて台詞が、
鈴木清順監督の映画に出てくるって、
いま読み返してる金井美恵子の『小春日和』にあるんだけども
この小説に出てくる作家の、
おばさん*1が落ち込むのには、
『拝啓マッカーサー元帥様』って本には
太平洋戦争の後、
日本人が占領軍総司令官マ元帥に書いた手紙というのが紹介されてて、

それが、まあ、絶望的に支配者に身をすり寄せる手紙ばかりでね、

っていうことだそうで、
(あーだからっ!我が国なんてきっとずうううううっと前からこんなさっ!)
なんかね、
いろいろシンクロしちゃってるなあ、と思う
花子が「あてどのないイラ立ちにかられて」
自転車で走ってしまった、
と語られるとこもある。
これなんかは、ハチクロとシンクロ。
青春だなあ。
木偶にひーとしいせ〜いしゅんじだい♪(Phew
・・・

*1:語り手の花子にとって叔母だから「おばさん」と呼ばれている