菊地さんのばかばか、

名古屋ブルーノート
菊地成孔 クインテット・ライヴ・ダブ〜デギュスタシオン・ア・ジャズ〜は
ほんっとーにガラガラだった模様で。でも
「名古屋はほんとに鬼門で」とかなんとか日記に書かないでー菊地さん。
名古屋=文化不毛の地、って図式がますます定着しちゃうよお
いつかの、
名古屋パルコクアトロのDCPRGとかELLのティポグラフィカとか(いつの話しだ)
盛り上がったこともちゃんとあったのに菊地さんは忘れちゃったのね
人が少なければ少ないほど盛り上がる、
って嘘かマコトか言ってくれたミュージシャンもいるけど
劣悪な文化環境の中でそれでもステキなおんがくを探して、求めて、
その場に足を運ぶ人たちがいる、ということもステキなことなんじゃない?なんて思うけど
菊地さんはガッカリしちゃったんだろうな
でも悪いのはあたしだわ、
こう書いてるジブンも行けなかったんだもん、
親を殺してでも行くべきでした。さみしい想いをさせちゃったなら、つらいよ。

でも菊地さんのばかばか、
『歌舞伎町のミッドナイト・フットボール』のせいですっかり
サックスを当然のようにセックスと読み替える身体*1になったあたしがいて、
「まえからヤってみたかったんだ」
「SEX?」(と、加藤晴彦くん♪)「俺はちょと…」
「たまにはババンと!」
とかなんとか東京三菱キャッシュワンのCMが脳内でエロいことになっちゃって困っちゃう♪
なんてことはホントは別にちっとも困ってなかったりするんですけど
小島麻由美さんや
カヒミ・カリィさんや
UAさんの、
ファンの殿方の皆さまは、この菊地先生のエッセイのどこかの頁を読まれますと
とってもお楽しみなコトがおこるかもですよ、うふ♪
・・・
んで
このまえのお休みは
渡辺謙作監督『ラブドガン』観に行きまして
銃弾は撃つ人間の感情によって色を変える、
悲しみの青、憎しみの黒、おびえの黄、プロの殺し屋が放つ無色、そしてもうひとつの、
なんてことをそのまま受け入れなきゃいけない映画ってどうなの、
とか思いつつもしっかり面白い「殺し屋映画」でしたよ、と。
監督は"鈴木清順の愛弟子"だそうで、なるほどー、と。
(ところでどなたか、
西尾維新の小説にあるかも知れないけどもしかしたら全く無いのかも知れない鈴木清順の影響、
なんてことを論じちゃってくれないかしら。)
それで
永瀬正敏くん演じる殺し屋さんが、
銃身が長〜くて赤く塗られた銃(殺されたお父さんの、AKIRAって名前を付けてたり)を持ってるのを
「そうかそうか」って感じいったり
その銃を
宮崎あおいちゃん演じる女のコにつきつける場面で「きゃん♪」とか思いつつ観てしまうのも
菊地さんのエッセイのせいなのでした、ばかばか。
で、ネタばれの森に踏み込みつつあるんですけど
岸部一徳とか新井浩文とかの殺し屋さんたちも出てきてなんだかんだあって、
死ぬべき人は死んじゃって結局、
さいごに、



とうとう女のコはちんちんを手に入れました、



めでたしめでたし、むんくー(←気にしないで)、
ってたのしいお話しだったみたい、です、ちんちんはすてき。
あたし的にはひさびさに土屋久美子さんがスクリーンで見れたこともポイント高い。
でもちょっと悲しい役どころで、
きらきらひかる』のあの♪ウエイトレスさん以上の役どころってもう無いのかな〜
さらに
川合千春さんも出てらして、
なんすかねえ、キャスティングの人とヲンナの趣味が一緒だぜ、っていう。
キャスティングしたのは渡辺監督なのかしら?
・・・

*1:どんなカラダだ