おいしゅう過ぎでございます、岸朝子先生!

今回の東京行のお土産は、ホテル西洋銀座の銀座マカロン
早くも名著決定かしらね、の、
岸朝子 選『東京 五つ星の手みやげ
★★★★★THE BEST SELECTION OF FOOD GIFT IN TOKYO』(ISBN:4487799066
でみて買ってきたんですがこれがもお、美味しくって吃驚、
さくっ、とろり、じわんって口の中いっぱいにシアワセとしか呼びようの無いソレが広がって
魂持ってかれちゃったくらいで、
食べた皆さまからも絶賛の声がかなり出ましたよ、
レーズン苦手(入っているのです)な人以外、
(ホントは苦手な人でも挑戦してみていただきたく〜)
これ喰らうことなく死にたまうこと莫れってな勢いで、岸先生に感謝。
・・・
9日は。朝、マン喫出て
これからお仕事ご苦労様な方々の流れに逆らって
いわゆるふつうの(でもたぶん名古屋には無い、と思う(あったらすみません)、)
サンマルコカフェに入って、カリカリごまチーズなど食べつつ
家から持ってきて行きの新幹線で読み始めた
グイン・サーガ96巻 豹頭王の行方』(ISBN:4150307652)の続きを読んで、
ケイロニア宰相ランゴバルド選定候ハゾスさんヴィジョンにて
パロ王妃リンダさんの美しさを再確認、
・・・を・・・った悲しみの中でも、リンダ姫は生きているから若くてぴちぴちなのでした、
再生中のノスフェラスみたいに?
つかリンダさん、
やっぱりホントにまだ処女でらしたのね〜〜〜とあらためて確認したり。
というかグインのアタマ(き××)がっ!
・・・
グイン読了してお店が開き始める頃にサンマルコ出て辺りを徘徊して
前はパルコブックセンターだったけど今はパルコブックセンターではなくなってる、
パルコの地下にある書店で移動時用の活字物資を補給。
広告批評 8月号』が「特集 高橋源一郎と若手作家たち」で
佐藤友哉とか中原昌也の名前が出ているので、か、あるいは表紙が安野モヨコだったのでソレ、と、
自分の勤務先では買いにくかったんだけれども、
題名をみたとたんウケてしまっていた、
ということ自体がこの本を読む必要があることを示してたんだろうなあ、と思い当たる、
橋本治著『上司は思いつきでものを言う』(ISBN:4087202402)を購入。
新書には暴君ハバネロ著『暴論』(東鳩文庫)ってカヴァーをかけてもらいました、
ってコレも中田英寿Tohatoしーいーおーの仕業ですか?
書店隣りのおされな音盤屋さんとか雑貨屋さんとか覗いてから
<カレー研究所>でカレーの研究にいそしみました、今回のテーマは英国風野菜カレー、であります
前の日、原宿あたりでカレー・クエストしていたのだけれど
カレー屋にたどりつけなかったせいでカレー禁断症状が出てたもんで。
カレー研究を終えた後は。
限りあるこの旅行時間を使ってもいいの?なんてちょっと思いつつも
この旅行中っていう状況が映画の中味とシンクロしてつまりは臨場感が得られるのかも、
そういえば『ガメラ3』も渋谷の映画館で観た*1んだよなあとか思いつつ、
ロスト・イン・トランスレーション』上映館(パルコのとなり)へ。
PINKでシースルーのぱんつ履いたスカーレット・ヨハンソン(か、パーツモデルさん)のおしり、
のアップから始まるこのソフィア・コッポラ監督のこの映画、
ヨハンソンが中の人であるところの、シャーロットの描き方をみてたらすぐ、
なるほどー「ガーリー」な映画ってこうゆうんだなあと感心。
(ならソーラ・バーチ主演のコッポラ作品(勿論Fパパのでなくて)も観たいよな〜、と
ゴーストワールド』リスぺクターなあたしは思うわけだけど、それは無いんだろうなあ)
で、
「フェミ」はおじさんを敵だと思うあまり過大視してなくなくない?でも
「ガーリー」はおじさんだって可愛いねえって見切っちゃってるんだなあって気が。
なんて「フェミ」の対立項としての「ガーリー」ってどうよ?
みたいなこと言いたいけどどっかから変な怒られ方したくないからあんまり言わないし、
ヲヤヂが振り撒く迷惑はこの世から無くなってしまわないわけだけど、
ビル・マーレイが演じてるおじさまもかわいい〜存在なのね♪とか思いつつ
シャーロットとボブ、ふたりはセックスしてないんだなあと思いつつ
でも
セックスしてないって具体的にどのシーンで示されてたっけと観ながら思い出そうとしてたのは
やっぱり「ロスト・イン・トランスレーション」な状況ならばどうしても
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの、
無人島に遭難した男女が・・・って短篇の「男たちの知らない女」と比べてしまうからだったりします。
でもって、この映画、マシュー南とかHIROMIXとかはっぴいえんどの「風をあつめて」とかの
使い方が正しすぎで、すげえよ、と。
はっぴいえんどの選曲についてはコーネリアスもからんでるそうだけど、
なんで『ロスト・イン・トランスレーション』ではっぴいえんどなのかっていうのは
ニッポンのロック史を参照にしちくり。
・・・
映画のあとは吉祥寺めざして井の頭線に乗って、
メインの目的はディスクユニオン吉祥寺1号店での現代音楽とフリージャズの中古CD大放出で、
どなたかのはてな日記で
大友良英ジョン・ゾーン関係が充実してる、と知って行ったらなんとまあ、
即死。
ユニオン(と書くと秘密結社のようだ)はあたしを破産させるつもりですか発狂させるつもりですか、
ってくらいによいものが在るわ在るわ、でもう〜んとガマンで厳選、
大友良英山下毅雄を斬る』(P-VINE RECORDS/PCD-5804)と
・ドラゴン・ブルー『ヘイディーズ・パーク』(DISK-UNION/AVAN-075)の2枚購入、
良い皿をゲットしたお祝いにハモニカキッチンで祝杯を上げ、そのあと京橋へ。
んでお土産買って、歩いて東京駅まで行って新幹線に乗って。
・・・

*1:ガメラVSギャオス戦で渋谷がぶっ壊れるのさ