高橋悠治『音の静寂 静寂の音』
1964年西ベルリンで ヘルマン・シェルヘンに
シェーンベルクのピアノ曲を弾いてきかせたことがあった
プロイセンのこの精密さは全世界を征服した
と シェルヘンは言った
高橋悠治と菊地成孔が出会う場所、なんて考えたりするわけですが
そんな場所なんてどこにもない、かも、ですけど
でもこの本に
菊地成孔+大谷能生著『憂鬱と官能を教えた学校 【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史』が
面白かった人にもオススメの、
「バッハから遠く離れて」という"バッハの啓蒙主義を批判するテキストが収録されてます、読んでみ?
あたしはこれの朗読を大阪のイシハラホールで2000年10月、
ステージ上でサンダル履きの高橋さんから聴いた、のでした
朗読用のテキストとはつまり楽譜、なのかしら?