そんなのありかよ

ありかよ、ありかよ、ありかよ、
ありかよーッ!!!
と思っていたらでした(じ〜ん。感動。


蟻が、良かった、『新選組!』最終回。


お孝ちゃんが斬られるなんてあり?
よりによって最終回でこれはないだろ三谷幸喜さん、って
今日死ぬのは近藤さんだけにしてくれなきゃ困る、って
ってそれはどういう意味だよ自分、
局長処刑シーンに向けて盛り上がっていきたいってつもりなら
なんかそれ間違ってるよ、あたし。
と、
沖田くんが血の池に溺れてるところを助けた蟻を見て、思った
これで『新選組!』はあたし的には『沖田総司!』になって閉じた、気もして。
第1話、
京都某日の殺陣での藤原くんの沖田はうれしそうに人斬ってるんだなあ、って見えて
病に冒されていつでも死が傍らにあるようになる沖田は
子どもの悪魔みたいな人斬りになっていくのかな、なんて思ってた。
それが、
最後には蟻を助けるようになりましたか。
死んじゃいけなかったんだけど(助かってたりして)
お孝ちゃんが死ななかったら沖田くん、蟻助けて無いよな。


一方、この先どうなることやらと心配されたはじめちゃんは
めでたく新しい飼い主さま就職先も決まり初仕事で、
一時のスランプも完璧に脱したかのようにコテツで人、斬りまくりっす!
オダギリジョー、最終回までかっくいい!!!
でなくて。
「俺のようにはなるな」by 斎藤一御本人、ってことですから!
はじめちゃんはこのままいってもらうしかなくて
その後、日本一拳銃を乱射する警察官に(違ー!*1
・・・
生きることを恥と思うたらあかん(by 有馬藤太)


今日の近藤勇の処刑は、
近藤さんが生きる道を模索しようとしたことが、
芹澤鴨山南敬助の死の場合と比較させられて
どんどん人が死んで行く、新選組の歴史的事実を、
こおいうお話しにして終わらせたかった三谷さんの気持ち、素敵だと思いました。

*1:それは『天才バカボン』の目玉のおまわりさんですがな