仮面ライダーはなぜ「ヘンシン!」と叫ぶのか、

いやそもそも何故バッタ怪人なのか、
それはもちろん、
チェコプラハに住んで奇妙な、と形容するしかない作品群を書き続けた
フランツ・カフカが1912年、『変身』という奇妙な小説を書いたことから始まるわけなんだろう、たぶん。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のエンターテインメント化が
松本零士の『銀河鉄道999』であるように。みたいな?
・・・
日曜日は、名古屋シネマテーク
ワレーリイ・フォーキン監督の映画『変身』観てきましたよ
ちょっと風邪気味だったんだけど、もうすぐ上映終わっちゃうので。
だって、どんな虫になるか気になるじゃない。
どんな虫だと思ってたかってネタ、
たしか吉野朔実さんの書評マンガであったような。
んで映画は
もとが舞台だった、てゆうのがミソでしたね

なるほど納得なやり方だ、
うまい見せ方で虫さんの演技もすごかったです、
「映画って何?」って考えさせられたりもしたし。
観ながら
あーこないだから観てきた日野日出志原作の映画とかぶってるなーと思ったです
プラハだからなにげにカコイイふうだけど
現代日本だったらヒッキーなお話しですよね(泣
ひきこもられて家族のほうも・・・ってゆう(ううう・・・。
可愛い妹さんも出てくるので
わたおにとか買って萌え萌えしてるお兄ちゃんも観よう、観てそして映画の結末に、
愛にも限度がある、
リアルでは、
(お兄ちゃんの脳内みたいな)そんな妹などいない!
と思い知ってね。
あ、はなから承知でしたか。すいません。
・・・
この映画のパンフレットも面白かったです
池内紀先生は当然として、
西島大介さんも召喚してるナイスな人選でちゃんと考えてる姿勢がステキ。
解説文も
メイエルホリドについて触れられてたりして勉強になりました♪
編集・発行は→パンドラ*1ってとこだそうです