『鈴木いづみコレクション5 エッセイ集Ⅰ いつだってティータイム』

いってることがいちいちほんとうなんだもの。

もっとうそっぽいほうがいいわ。だって、たかが音楽でしょ。

12頁の、R&Bについてのいづみさんの発言。
言うまでもなく、
鈴木いづみと言えば、GS、なんであるから、
たのしい音楽を愛してたのでしょ。でもダンナさまは阿部薫
そのあたりのぐあいってどんな按配なんでしょ、
阿部薫の音楽が何であるか云云なんて書けないから書かないけれども
ときどき、持ってるたった1枚のCDを引っ張り出して
なんども繰返して聴いてしまう
聴いてると、
他の音楽なんていらない気分になる
他の音楽には余分なものが多すぎる
ってしばらく思い続けてしまう。
疲れてるみたいなカンジは彼女のエッセイにどうしようもなくある、ように感じられて、
それが、
とても良いのだのだけれど。