↑その流れで、

フフフ、どうしよう。本当に丸川に受かったら、まずは少女漫画雑誌を改革せねばならない。すぐに古本屋に売られてしまうような作品ばかりだから、もっと内容の濃い物語を連載するよう方向転換する。しかも絵がオタクくさいから、もう少し一般の少女漫画ずきにも受け入れられる絵柄に、少しずつ変えていく。

三浦しをん著『格闘する者に○』格闘する者に○*1 211頁より)


「絵がオタクくさい」!
「一般の少女漫画ずき」!
引用部は就職活動中のマンガ読み主人公の、
「もし丸川書店に受かったら・・・・・・」っていう脳内妄想であります。
マンガ読み、
外部から見られればあんたもヲタやん、つー。
それぞ、
オタク世代間抗争の縮図とかなんとかではないのかしらん。
↑のお話しは実体験をネタにしてるかどーかはしりませんが、
丸川書店のモデルとあからさまにおぼしき某出版社の現在というものとか、
ヲタジャンルの現状とかってばごらんのとおりでありますよ、と。
『少年エ○ス*2』はまあ嫌いじゃないんですけど。
ともかく、
三浦しをんの中の人がカドカワに入ることなんか、歴史が許さなかったのだ!


ていうか
世代間ていうか
「おたく」と「萌ヲタ」を判別して欲しいよなーっていう。
あたし別にオタクってゆわれてもイイんだけどさー
内気な青少年たちのための逃避的おかず作品を支持してる群にいると思われてるのは厭。
(・・・・・・でも、
 世間にそれを解れ、というのも無理なハナシなんでしょ?
 と、思って生きていきますよ(泣 )

この際、カドが立つのを承知で要約すると、つまり「ポルノマンガ収集が趣味で、中でも近親相姦モノが大好きな人種差別主義者たちが他人に誉められたがってる」という話しでいいんですか?

(『嫌オタク流嫌オタク流 149頁・高橋ヨシキ氏の発言より)


はいまったくもってそのとおりでございます(頷。
ところでなんか、
風評ではてきとうにやってる、みたいに言われてるような
中原昌也氏ですけど

結局、オタクの立脚しているメンタリティって一般人のメンタリティとまったく同じで、僕はそこに憤りを感じるんですよ。オタクは自分たちが特別な人間だと思っているけど、実は一般人とものすごく近いやつらだと僕は思ってるんです。ノイスを排除せずに毎日を送っていかなきゃ絶対にダメだし、ものすごくきれいごとを言っちゃうと、異物(ノイズ)を受け入れる姿勢がない限り、世界平和は絶対にありえないんですよ。オタクの人たちはみんな異物に関しては頑なでしょう? そのメンタリティは一般人とまったく同じなんですよ。

(同上149頁)
クライマックスで熱いです!世界平和を語ってます!!うむ。このドライヴ感に○。

*1:文庫版はこちら→格闘する者に○ (新潮文庫) 単行本のイラストのほうがあたし的に好きなので本文ではそっちの濱象画像だぞう

*2:少年エロスではございません