かの伝説の眼鏡キャラ、花岡数子ちゃんのシリーズがこのたび、

花岡ちゃんの夏休み (ハヤカワコミック文庫 (JA840))

花岡ちゃんの夏休み (ハヤカワコミック文庫 (JA840))

として発売されました!
いやめでたい。
つかここんとこ本屋さんで入手出来なかったのですねえ、
ロバートブラウン物語』状態って言いますか?
名作です、すべての(メガネ女子好きの)人にオススメしたい、
わけではあるんですがええっと、
もしかしたら最近の若い人にはなんかフツーの話しじゃん、とか受け止められるかも、
でありますよ、
発表当時、
花岡ちゃん登場がどれだけコードブレイクな出来事であったか、もしや、
理解され難いのではなんて危惧もありますが
すべての(メガネ女子好きの)人は歴史として知ってくださいね、お願い♡
ああしかし、なんか損な人かも清原なつの先生。
花岡ちゃんの眼鏡もキャラも、それから女子のえっち方面のことも
作品によって自ら抑圧を溶いて
(えっと、
 「解いて」が正しい日本語なわけだけどなんか正しいのは大げさな気がしまして。
 固体を液体にするみたいな「溶いて」がいいかもな〜なんて。)
溶かれてしまった状態があたりまえにしてしまったことによって
その価値が分かられ難くなってしまう作風であられる気も。
ともかく、
清原せんせい、あたしにある種の自由と解放をありがとうございます、です、
と言いたい。認識は力なり。

自他ともに認めるモラリストの花岡数子 異常よばわりされてだまってはおれぬ
さ!言え 言え 言ってみろ

(↑スキな台詞(w )あと、絶対的真理を捕まえて壊す花岡ちゃんの妄想もずっと忘れられない。