『ヨイコノミライ』を読み終えた日、黒沢清監督の『LOFT』も観に行ってたりしましたよ

中谷美紀がすばらしい。立てる足音がすばらしい。
安達祐実がすばらしい。ただそこにいる、それだけでおそろしい、すばらしい。
足音は立てないが足首が無いわけじゃない。幽霊だけど。足首だけ、になったりもするけど。
男の人たちはヘン、でした。悪い人も(たぶんあんまり)悪くない人も。ヘンで、いやだ。こわい。
あれ? 幽霊より? ミイラより?
っていう、そんな映画でした、つか、そんな映画だったかもしんない。
女性性が男性性に復讐する映画、だったかもしんない。
黒沢監督初の女性映画でも、あったりしたらしいんだけど、
その映画に出てくるのが中谷おねえさまと祐実ちゃんなのだもの、
いったい何を狙ってるんデスか?!〜カントクってば(^^)
女性性が男性性に復讐する動機は、
女性性が女性性をさせられている、そのことに由来してるんじゃあないかとかボクは思うわけで
それで
中谷おねえさまと祐実ちゃんが、あのー、安達さんはリアル生活ではちゃんとお母さまだったりするわけですが、
あー・・・・・・書きにきー・・・・・・んが、
ぶっちゃけオンナの中心(てなんだ)からズレてるっぽい人を召喚してくる姿勢がすばらしいと思いましたよ