読んだ。
- 作者: 岡崎京子
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2006/11/16
- メディア: コミック
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家族の話しでした。
たいせつなことに気付けない人たちが時代に切り刻まれる話しでした。
女の人がこわれます。男のひともおかしくなります。
性同一障害の人が出てくるのは吉本ばななからの引用とかかしら。
シックです。地味とも言えるかもしんない。
そりゃ『pink』『リバーズ・エッジ』『ヘルター・スケルター』と比べたらねえ。
だからまあ"知られざる名作"だったのはそれなりに理由があるんだけれどもでも、
これは描かれなきゃならなかった話しでは、あるか。
ていうか短篇集に空きがあったらそこに入ってただろうな。
そして、筆者近況について。
・・・・・・ってあの、どんなだか知りたい人は買って読んで下さい!!!
ああ!!!
あたしはちょっとユングかぶってるから(こそ)
今まで禁じてたある種の、書いちゃいけない話題が解禁されたよーっ!!!って感慨があるのであった。
ある種の・・・・・・問いを突き詰めることと世界の成り立ちの関係について。幸福について。
(いるんだかいないんだか知らないけど)神さまについて。
・・・
えっとこの本、
第3話で紙質が変わりますよね?
あたしの本だけ???
祖父江慎のシワザ?