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「仮面ライダー響鬼」の事情―ドキュメント、ヒーローはどう“設定”されたのか

「仮面ライダー響鬼」の事情―ドキュメント、ヒーローはどう“設定”されたのか

結論は
「良い本なのでみんな読みましょう、
 つか、
 某巨大な掲示板にナマなアンチ文を書いてるヒマあんなら読みな!」デス。


良書でしした。


高寺成紀プロデューサー*1降板劇のゴタゴタが書かれているわけではありません、
しかしこのタイトル。
スキャンダルを利用して売り上げ増加を狙ってる、っていう見方も出来なくはないんですけど
このタイトルじゃなきゃ正直あたしが飛びつきませんでしたし、あたしは今読んで良かったと思ってますです、
著者の片岡力さんにも版元の五月書房さんにもむつかしいところを出版していただいてありがとうございます、
って気持ちです。
☆あの☆ゴタゴタについては書かれていない、されど、
根っこは番組企画時にちらほら出てきてちょっと苦しいでも
いわゆる"ジャリ番"に取り組むスタッフさんたちの思いの熱さに打たれマス。
苦いところもいっぱいあるんだけど厭な気持ちにはなりませんでした
高寺成紀氏の功績、についてもちゃんと認識しとくべきですよね。
あと、
ホントは『響鬼』は
石ノ森章太郎ヒーローワールドみたいなものを視野に入れた、
仮面ライダー、『変身忍者嵐』リメイクとして企画が始まった、ということも大事かと。
日曜朝にね、色色みたかったかも。
でも今、
仮面ライダー電王』毎週楽しみにしています。


何が幸いかは全てが終わってみなければ分からない、わけですが。
・・・
わけですが、
日下部ひよりちゃんの中の人だった里中唯さん、3月末に芸能界引退してましたですか。
あたしは誰かが転職とかされたときあえて「おめでとう」と言うのが好きです、おめでとう。
新しい道が良きものでありますように。

*1:「高」はホントは上の口んとこが梯子になってるむつかしい字のほうの「たかい」です