もしも未映子さんが芥川賞取ったなら

なんか発表時にはひっそりされるそうですが
そうしてるところにマスコミさんに追いかけられてたりしたら気の毒ですがいや、
受賞されたら明るく表に出るのかなあ、
今はエスパー魔美ヘッドであるらしいヘア・スタイリスティックス・・・でない、ヘアスタイルの未映子さんを
ニュース番組でみるのも良いかもね
・・・
んでさ芥川賞とってなんかばんばん話題になったりしてね。分からんけど。
情熱大陸未映子さん出たりしてね。分からんけど。
トップランナーに出たりもしてね。分からんけど。うちのテレビはNHK映らないけど!
「わたくし率」が流行語大賞取ったりしてね。
「このぉネイルの爪がぁ〜あたしのわたくし率100%だしぃ」とかゆうギャルちゃんが出現なさったりしてね?!
・・・
んで思い浮かぶのが

流行とは、つまり、そういうことです。なにか言葉が流行するためには、それが狭い意味で使われる必要があります。言葉が流行する時、広い意味で、つまり、ほんものの詩人が使うような意味で、言葉が使われることはありません。流行する言葉とはスローガンであって、単純でなければならないからです。

という、高橋源一郎氏が百年の孤独 ニッポンの小説で書かれていた(11頁)こと。
未映子さんが川上未映子になったのは、
つまり文筆歌手となり文章を発表するようになったのは
所属レコード会社さんからだめ出しをくらっていたこともあったのであって、
では
今回のことでそのレコード会社の方々は仕事として間違っていたと思うでしょうか、いやむしろ正しかったと?
・・・
あたしがこんなことを気にするのはなんか最近灰野敬二さんの発言も気になっているのであって
灰野さんは凄いですよ、
なんかしっかりソース元すら覚えてなくてごめんなさいですが
自分の鳴らしたい音をひとつ鳴らすと聴き手が100人(だったかなあ・・・うぅごめんなさい)減る、
とかおっしゃっているのであった。
・・・
それと、

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります

での

面白さは場所を選ぶということを私はまだ認めたくない。

(67頁)
とがんばってる、戦ってるときの未映子さんの言葉をめぐってぐるぐるしているのであった、ま、なんにせよ、
芥川賞とるにしろとらないしろ、


川上未映子×高橋源一郎対談はぜひとも読みたいのであって、


どなたか編集者さま、企画してくれないかしら。