並ぶということ、

同じものが。異なるものが。
そこ、そこにあるものとして同時にあること。
視覚はそれを把握するだろう、しかし言語は、
ひとつ、ひとつ、認識速度は速くとも
別個にとらえていくしかないのだ、と思う。
そのぶれ。
リアルにいて、幻想は入りこんで来るのか。


山村浩二「カフカ 田舎医者」を見た。
原作

カフカ短篇集 (岩波文庫)

読んでてだからコレは何かしら
起こってることの、何が書かれているのかしらと思った、
馬二頭、
ふたつの窓から首を入れ、患者の少年を見つめるシーン、
なるほどにこれは絵になってアニメになって、奇妙にざわめくインパクトがあって。
ガンダムつか、このバイクは

Ash Like Snow(初回生産限定盤)(DVD付)

『AKIRA』じゃね？とか思いつつ、
ライナーの写真は同じアングルでTommyがオレンジハロを頬にくっ付けてるのであった。
ジャケとライナー並べてみて、
この*1フックが、『00』的でないの？とか思ったり。
紙ジャケの扉を開くと扉の裏が
縦に２つ×横に２つの、４枚、ブリグリメンバーの写真になってて
４マスの上下はくっきり分かれてるように見えるんだけど*2、
左右並んでるのは境界線が意識しにくく３×２、
the brilliant greenてメンバー６人いんの？みたいな、
わ、これてまぎれもなく、
『機動戦士ガンダム00』なアートワークやわ紛れもなく、な説を説いて廻りたいんであるのよ。
ＣＤケースもさ、なんか、
パーツ外すと限定版特典DVD*3が出てくるナドレ仕様にしたら良かった*4のに（w
ちなみに、
ソレスタガンダムが２×２に並んでますよシールと、
ソレスタIDカード*5風トレカがおまけについておりやす。*6

奥田｢最近は便利ですね。コンピューターで映像を観つつ、音を合わせることができる。いろいろなバージョンを試してみました｣
Tommy｢でも今回の曲は、どの画に合わせてもすごく合うんですよ｣
水島｢サビの部分のテンポが少しゆっくりになりますよね。だから逆に、サビ部分の画は激しい戦闘シーンにしました。曲を聴いて、絵コンテでムービーを作って合わせてみたら、すごくいいカンジだったんです。むしろあのテンポに乗せるために、あまりカットチェンジせず、メカが入れ替わる構成にしようと思ったんです｣
メンバー全員｢へぇー!｣

（「SPECIAL対談　
ガンダム00監督 水島精二　×　新オープニング曲担当 the brilliant green」
『PARCO-CITY FLYER』2008年1月号より)
や、
パルコのフライヤーのスタッフさんもここんとこ、
ガンダム関係で良いお仕事されてマスねえ、感謝。感謝。なんかうれしい。
引用部分の、あたしが引用したツボは
両者のまっとうなコラボっぷりと、
「Ash Like Snow」のサビはあのゆっくりさでOK、みたく、
送り手さん側も（あたりまえだけど）分かって送り出されたもんですよね、てことで。
で、
この件だけでなく他のものすべてについて思うのは
受け手側の好き嫌いがあって、
否定やら肯定やら価値判断があって、
まったくもってそれ言うの全然自由でしかないけど
つくり手側の真剣さ程度については基本てきに判断材料もなく
推測でしか言えないので
あまりにも思いにのめり込んじゃってます文なんか書いちゃうのはそれ単に、
事実として間違っちゃう文を書いちゃいました事態に陥りますよね、ということで我ながら
気を付けたい、
今期はヤッターマン主題歌問題やらハチクロドラマキャスティング問題やら色々ありましたが。
対談の後半もそんな話しで、なかなか良いお話しで、
クリエイターとしての矜持っていうか、ま、


かっこ悪いことはしたくない、


それ人生の基本やわ、と思う、みなさんもご自分を愛されんことを。愛のために格好良く。
自分への愛のため、それきっと人のため、世界のため。


・・・

*1:何でもSFアニメっぽかしときゃ良いだろ的な音楽側ヴィジュアルアプローチなん？とか不安にさせといて、みたいな?!

*2:足元のところでカットしてあるし。

*3:ちなみに「Ash Like Snow」のPVが入っなく、前シングル２枚のメイキングだけ･･･これについてはがっかり。PVはアルバムにつくんやろか。アルバムはアルバムで楽しみだけどさ、これとは別に、なーんかYUKIんでもそんな商売してはるなー、これはちょっと「足元見やがって！」な思いがあるよ、くくく（泣

*4:←やり過ぎだろ

*5:アレルヤ君の。裏面はソレスタルビーイングのマーク。

*6:ところであたしはトレカ見ながらいま気づいたけど（きっと誰かがもう言ってるかもだけど）アレルヤ／ハレルヤ、フランス人は区別して発音できないのでわ？