イオリア・シュヘンベルグはソレスタルビーイング設立にあたり、若松孝二監督『実録 連合赤軍 あさま山荘への道程』を参照したと思われる。

この映画には、組織運動体が抱え込まざるを得ない正義と人間存在における根源的問題が活写されているからだ。
そしてこの映画には、元になった現実があるのだが。
痛ましく怖ろしい、痛すぎ怖すぎの悲惨な事件であったがなんと重大な示唆を含んだ出来事であったか。


戦争根絶を掲げるCBはもちろんその過去をのり越えていくよう計画されねばならなかったのだ。


なはんて言ってみるテスト(・・;


あさま山荘事件につきましてはまず、ウイキでもみてくだされ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%95%E3%81%BE%E5%B1%B1%E8%8D%98%E4%BA%8B%E4%BB%B6
でまあ懐かしニュースてき番組で絵的に派手なあさま山荘での終局面だけで
なんとはなしに当時子どもだったり生まれてなかったりした人たちって
左翼の人が警察、特攻隊とやりあって敗北したのねぐらいな印象しかないのかなもしかして、
なんて思うのですけれども、
いや何て言ったらよいのかより強烈なインパクトを受けちゃうのが


(私はそのむかし笠井潔さんの本*1読んでびびって悪夢見ました(涙 )


あさま山荘に行き着く前に彼らが起こしていた、
「総括」の名のもとにリンチ殺人事件を起こしていた、山岳ベース事件ですね。


過激化し、武装闘争による革命を志しちゃった連合赤軍の皆さまが
山の中で軍事訓練してて、それがいつの間にやら
水筒の用意して来なかったなんて自己批判しろ!やら
銃の傷を見逃してたやろ、自己批判しろ!やら
革命戦士になるための軍事訓練に来てるのになんであんた化粧してるの、自己批判しなさいよ!
やらの話しになり、
自己批判した? ちゃんと総括できた? 言ってみて。
なによそれ全然ダメーーー!とかになり
んじゃあ自己批判を総括を、外部化してやるよ、びしばし☆打っ、打っ、打!打!打!!!
みたいなことになっていったのさ、と。


ねえ、
ソレスタルビーイングのおねいさんたちがおっぱいばーん☆な服装してるのって
良いことやん♪ておもう。
戦争根絶のため、ふしだらな格好はつつしんでいただきたい!
とかゆう組織やったら息苦しいったらありゃしないだわよ、
とくに、
ティエリアたんがそゆこと言い出しそうでないのは中の人女のコだから?ロボットだから?
なーんて。


「まだまだ共産化してないな」
「そんなで革命戦士のつもりなのか」なんて言うように
「君はガンダムマイスターに向いてない」と言っても、
イオリア・シュヘンベルグに選ばれたから
いま俺は生きてるから
俺がガンダムだから
「俺はソレスタルビーイングガンダムマイスターだ」と刹那くんは返すでしょう、と。


ああイオリアヴェーダガンダムの超越性がソレビー内部の調和を保っているのだわ、
「あいつも選ばれた」という前提がなきゃ
機動戦士ガンダム00』、
内ゲバリンチの、
マイスターズ他が互いに殺し合うお話しになってたかも知れません(泣*2

*1:

*2:つーかトリニティに対してはそれ、やったのじゃあ(略