いえいえ違くて呪いデス。
塚田 ふと思ったんですけど、川上さんのおもしろさは北新地仕込みですか?
川上 いや、違います、違います。
−−塚田君、何それ?
川上 北新地でクラブホステスだったのです。毎日、ほぼ着物だったんですよ。猪木さんが見えて「いらっしゃいませ馬場さん」って言っちゃった。
(「新喜劇の呪いとは何か 川上未映子さん 芥川賞受賞記念インタビュー」,
『アスペクト 2008年3月号』15頁より)
↑を読んでありゃと思うのはこないだ単行本で出ている↓を読んだばかりなので)
「ねえ月哉さん、私、もう大学に行きたくない」
テーブルの上に並んでいる海老と野菜のとろみ炒めと、かき卵が入った中華風のスープをみつめながら、私は呟いた。
「なんで? せっかく四年生になったのに」
「だってラングとパロールの違いがどうしてもわからないんだもの」
「うーん、それはジャイアント馬場とアントニオ猪木の区別がつかないようなもんだねえ。困ったもんだ」
月哉さんはスープを蓮華で掬いながらふうふうと息をかけて言った。
(「第二話 花のように揺れる心をあげる」
『やっぱりおおきくなりません』*174頁より*2)
現実と虚構を混ぜこぜにするのは懸命でなく、
されど月哉さんてば中の人、大塚英志さん率 イン ひー、何%よ
とか叫んでしまいたい世界ではあったりするのですが
白倉由美さんの麻巳美シリーズやっぱりすきで
でもこの本にある第一話を、
掲載誌で「発見」したとき*3ほどもおどおしてくれようかってくらいの好きさ加減が
やや落ち着きをみせてるらしいのはやっぱ、
あたしも多少はヲトナになっているということでしょうか、て、
今なんさいだ>自分(痛。
・・・
わふくのみえこにせっきゃくされてえ!!