花嫁戦争機械論。*1

早稲田文学1

早稲田文学1

の、川上未映子「戦争花嫁」読んだ。
ら、
戦争花嫁は
戦争花嫁という言葉に憑かれるに等しく
本屋で見つけたわたくし率 イン 歯ー、または世界に入ってる「感じる専門家 採用試験」に憑かれて
くり返しくり返し読んでいるのでそっちも読んだ、
コトバとの出会いはいつも、
名づけの祝着でなく祝いではなくいつだって呪いでないのか、
私は
私だって目が大きく膨らんでしまうから
目が落ちないようにこうして書いているのかしら・発語しているのかしら、
あたしはあまり優しくないので
戦争花嫁のように人を傷つけないようにしたりしません、
誰かの永遠になるのは気持ち悪い気がしますがないことにします。


↑わせぶんグラビア頁で篠山紀信が撮った未映子さんの写真、
黒い上着羽織った全身のが
そういえばとってもロボコン(っぽい)なんやけど
言葉もまたロボコンで、
戦争花嫁なんてのもとても機械くさく、
マルセル・デュシャンのオブジェのガラスに貼りついた独身者のための花嫁やら、
硝子生命論

硝子生命論

で扱われる硝子生命、
素材は硝子でなく生命でなくしかし硝子生命と呼ばれ
硝子生命以外の何ものでもないそれ、
やらを連想しつつ、
言葉と、言葉の中の人の隙間よ、おお、そのすき間から、
即座に起立しない意味の、意味の復讐の風が吹き込んでくる、くるくる、狂う、
のではないかしら。
とも。
沈黙とその入り込んだ空気も目膨らませるのじゃないかしら、酸素は家を燃やします。
意味、意味、意味、
いみいみいみいみいみいみいみ、
忌み忌み、忌・忌・忌、ききききき。
]]
危機、危機、危機、機器器機、[[
]]危機っ![[
けけけーっ。
けけけーっ。
けけけーっ。
けけけーっ。
けけけーっ。
けけけーっ。
けけけーっ。
けけけーっ。


あたしの蒼茫はどちら?