ガーリィ・ムーヴィ・ダブル・フィーチャー

あいや、2本立てを観に行ったわけでなくて
感想2本立て、
つうことで。おまけに片方のガーリィは実は1/3本だったり。。。
・・・
いや、もう、なんでか、あたしの近辺では知る限り、
評判なんか芳しくない☆ので☆大絶賛☆しちゃおう『TOKYO!』!
観て良かったあああああっ!
つか、
ゴジラファンと蒼井優ファンはみとけ必見!でありマス。
藤谷文子も出てるんで平成ガメラファンもおいで!っていう。
外国の映画監督が東京撮るとファンタなもんになるんやねー、っていう、
見事に3本ともそんなんで、
映画文法で撮られた『世にも世にも奇妙な物語』でありました。


でね、
ミシェル・ゴンドリー
ビョークとかのプロモしかみたことなかったんだけども、
あ!こりゃあたし的にど真ん中ストライクな、
あたし的定義の"ガーリィ"だなーと思った、藤谷文子が次第にああなってくあたり。
ああ誰か関係者各位さま、
ミシェルに岡崎京子たんのマンガ読ませてみ!って叫びたいくらい。
なんつーのそれこそ野田凪、のよな(←本末顛倒(略。汗。
で、えっと、この短篇の中で東京の、
某・超有名なモダニズム建築がフィルムに収められているわけですけれども、、、
日本人監督の映画でこれまで、撮られたことがあったのかしらん?
フランス人(いまはニューヨーク在住?)にやられてしまったん? ああ!


そしてレオス・カラックスのパート。
だって、もう、これは、うん、言ってしまおう、


戦後2番目に正しいゴジラ映画である、と!!!!!


北村龍平よりも(あれはもちろん別の意味が、ちゃあんとあったんだけども)
クローバーフィールド/HAKAISHA』よりも。


今後、
カラックスのこれを観てない人はゴジラファンじゃないと言われるだろう(あたしにw )。
・・・
にしてもカラックス、
シナリオ3週間、撮影21日でこれを上げちゃうとは!
むむむむむ〜、あんふぁんてりぼぉ♪


ポン・ジュノの、
香川さんを動かす蒼井優のかわいさ、の説得力、オソロシス!!!
ぎゃああああああっ。
あと竹中直人も、
映画から浮いてない使われ方をした、正しい竹中直人だったのがヨカタ!
・・・
・・・
・・・
そして『TOKYO!』の次の日観に行った、『おろち』。


楳図かずお神さま原作、


鶴田法男監督、
高橋洋脚本、
川井憲次音楽、
あーなんてツボ、
山崎秀満の昭和な美術も美しかった!*1


これもまた綺麗素敵映画で、なんとも、
顔面崩壊してく木村佳乃さんにきうううん♪
(ホラー売りの映画だけども
 グロ画像が見れるのはほんの一瞬でありマス。
 観てるあたしの脳内で色色色々増殖したんだけどもー♪)
谷村美月のおろち、ハマり過ぎ、すっげえ(シリーズ化まじ待望)!
木村さんの妹役中越典子も、
姉妹の子ども時代の子役ちゃんたちも良かったなあ〜
いやあ、夢のようにシアワセな映画でした。悪夢だけど。


ポスター担当が(後で気づいたんだけども蜷川実花でありました。
うっく、知らず誘導されて劇場に足を運んでしまったやないの。
・・・
ところで
TOKYO!』にも『おろち』にも嶋田久作が出てるのやなあ〜
さすが元(?)・加藤保憲。。。


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*1:あたし的には大陸っぽい偽日本な『魍魎の匣』世界も、こっちみたいなコンセプトにして欲しかったなああ。。。