押井守監督が何に長けているか、つうと括弧に入れてしまうことかもしんない・・・。
『スカイ・クロラ』以来、
すべてのロボットアニメやその類が、
あたしの頭の中の、()の中に入ってしまったやん。
『機動戦士ガンダム00』だって、そう。
あれもまた供給されるためのキルドレたちの戦争か、と、そんな括りもしてしまう。
スタッフさんらがどう思おうと。
でまあ、
()の中に『うる星やつら』が入れられたときはすんごく、
なんかまー色色色色色々あったみたいデスけどー。
・・・
「しくみ」の話しはおもしろい。
やぶうち優さんの『初恋指南』[rakuten:book:13076376:image]は"マンガ家指南"でもあって
(主人公が少女マンガ家志望)
マンガ論も展開されててふむふむって読んでしまう。
BSアニメ夜話 Vol.9 時をかける少女 (キネ旬ムック)
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氷川竜介さんの「アニメマエストロ」のコーナー、
影のついてない「時かけ」キャラが
いかに魅力的に成り立っているのかっていうお話しとか。
筒井康隆氏の現代文学についての深〜い話しとか。
いちばん踏み込んでるところではなんと、本放送でカットされてます。
↑放送されてない部分は親切に薄い字になってて、
えーと、筒井先生のお話しだけとくに切られたのでなく
尺に合わすために全体にわたって手が入ってるのですが、
ある意味これもおどろきの編集力なような。
んでまあ、
作品絶賛ばかりでなく議論を深めようっていうのは良いんですが岡田斗司夫さん、
イケメン2人とつるんでるような真琴が他の女子とうまくいってるのはリアリティがない、
なんてネタを持ってくるなら
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読んでないのか、スルーしたのか?
真琴っちはホントは痛い子なわけで・・・
ある意味『わたしは真悟』のさとる状態?
でもそれ実は、
未来からの干渉があった時間軸でより克明に*2なったっていう話しも・・・こえええw
それと岡田さん、
134頁の邦画と比べてうんぬん発言が最低すぎますね、ああ。
ロジックが変すぎるって、
いくらなんでもみんな判るしー。
(あんなんで騙せると思ってるのかしら、マジ???)
ところで『時かけ』、
リアリティの問題じゃないところで「あれ?」っていうカンジはまああるかな、と。
それはたとえば、
真琴っちのバカっぷりよかさー、
『鉄のラインバレル』の主人公のバカさ加減の方がなんか、
よしっなんか俺たちの知ってるバカっぷりだあっ!って思えるようなところw
作品の完成度とはある意味、まるっきり別の話しで(泣
なんてゆうか、
真琴っちは"文化"に*3逃げ場をもとめないようなコなわけで
「こりゃ俺たちの話しだ」とかまあ、痛いところにいるヲタは共感しづれえよなってゆう(泣
・・・
で、
筒井さんのお話しで印象に残ること、
新人賞の選考なんかで
「上手くまとまってるけどここから先を書かなくては文学にならない」
とはよく思われるそうで、
でもその先を書くと破綻するかもしれない、
かもしれなかったらここから先はできません、何故できないかということを描く、
それが文学、っていうところ。
そうするとエンターテインメントではなくなりますよね、っと続くわけデスが。
・・・
『機動戦士ガンダム00』はエンターテインメントだって知ってるさ、
毎週楽しいさ、
ミスター・ブシドーのライセンス所持な言動もコーラサワーくんの生き延びっぷりにもなごむさ、
でもさ、
戦争って何?って問いの答えが、なんか、なんか少しぐらいは、見えてこないかしらん、と思うのは
ものすんごく莫迦なんでしょうか、なんなんでshowか?
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