簡単に片づけてると××だと思われてもしょうがない2。

の特集内容についてはさておき、
この本に載っている(51頁〜55頁)、
"(おおすぎ しげお・文芸批評)"であるらしい大杉重男さんの
「未クラシック、魅クラシック|「ボカロクラシカに」における「萌え」の構造」って"論考"の、
論旨についてもさておき、ただこの中の、

(というか、庵野はもう『エヴァ』から卒業してオリジナル新作テレビアニメを作ってほしい)、

てゆう、
庵野秀明(総)監督の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』について*1触れられてる箇所んとこだけに対し
「うわこの人なんも考えてねえよ」てツッコミを入れときますー。
(文芸批評ってそんなでいいんですね)


庵野さんてば、
むしろ"卒業"してるからこそ「新」がつくれたんじゃねえの?とか思うんですけどー。
つーかそもそも卒業って何さ、定義は?
あの映画がつくられ(ざるを得なかっ*2 )たアニメーション興業の状況とかもスルー?


"庵野のオリジナル新作アニメ"が作られるようになるために大杉さん、
いったい何か書いたとでも?


『序』はただただ懐古しかなく駄目だめだった、とも書いてないわけですけれども
『破』の出来は心配なさっておいでなのですねえ、むう?
『序』って・・・
ものすごく変で、その変さがまさに「あ、これ今!」なカンジやったけどなあ。。。
卒業できない監督に呼ばれて卒業できない観客たちが旧校舎で空騒ぎ、
したんと違うと思うなあ、『序』。

*1:括弧の中で

*2: