げろんちょ突破に虹を見る、俺を誰だと思っていやGIRL☆☆☆

『劇場版天元突破グレンラガン螺巌編』はすんごく良かったぁ、
こぉれを待っていたァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!
でありマス、
以下、【ネタバレあり】でありマッスルらせん王♪




















映画始まって数分間でテッペリン攻略編が終わったのはええええっ!って思ったけど
(思いながら同時に、ま、そりゃそうだろって納得もしたし)
すぐに忘れて熱い湯にどっぷりつかって気持ち良く劇場でました、ほっかほか、
そんななか、
こないだのエウレカセブン*1の残念さと比べちゃわずにいられなかったのが
ゆいいつ、さみしい気持ちでありました。はあ。
いや、ていうのはだって『グレンラガン』、
「戦いにいくこと」へのいろんな人たちの気持ちがしっかり描かれていて、
とくに印象に残るダヤッカさんとキヨウさんのやり取りだとか、
政治から離れてヨマコ先生になって、で、戻ってくるヨーコさんの動きとか
「惚れた女を救うためにふっかける宇宙一の大ゲンカなんだよ」って
あの戦いを定義してみせる、キタンをはじめる大グレン団の面々とか
なによりも誰よりも
そんなこんなを全部背負って皆をひっぱるシモンとか
そんな描写がしっかりあればこそ戦争を、
戦闘アクションとして熱く観れたりするわけで。


それに比べて映画版のレントンってばいったい、
何さまだったんですか、ってなもんで。
幼なじみだったエウレカが軍につれてかれて
そのエウレカ取り戻すため(だけ?*2 )に
ニルヴァーシュとのシンクロ率高いおかげで入れた軍に属して、
かわゆいニルヴァーシュが兵器と化してしまっていることについては


まるっきり、
さっぱり、
ほんのかけらもなんとも思わず、


エウレカと出逢えたら一緒に故郷に帰ろうとしてる、、、て!


うーん、今さらデスけど何ですか、これ?
別に腹は立ててないデスけど、、、
これが酷い脚本でなくて一体なんであろうかと。
いや
ニルヴァーシュへの気持ちの描かれ方(描かれなさ)加減みても
このレントンに何かを、誰かを好きになる資格があるなんて
言えない!
とても言えないっ!!(泣


TVシリーズ版『エウレカセブン』の、
毎週"ブルー・マンデー"だったレントンエウレカって女の子にミーツ・ガールして
その彼女が憧れのゲッコーステイトとかかわってて
事件をきっかけにいきおいで進んじゃって、
したら
憧れチームも憧れ彼女もなっかなか、
そんなにリアルは甘いもんじゃあなかったんだよねげろんちょレントンw
でも
やるしかないんだよ!でなかった、
されど「ねだるな勝ち取れ以下略、」ってのが
交響詩篇エウレカセブン』のすんばらしい核だった、と思うのよのさ。あ〜あ。


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*1:交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい

*2:いや、あのイマージュに攻められて人類は存亡の危機にあるんじゃあ。そんなでいいのかしら?