2009年シロメ各賞の発表ですよの冒険
はなはだ今頃のご挨拶ではありますが、
しんねんあけまくっておめでとうございます、はい。
えっと、んじゃーとっとと発表します、
まずはこれ↓見れ。
俺の生きざまを見ろぉぉぉおッ!!!!!
どうよどうよ買っちゃいましたよの、
「エンドレスエイト」DVD群だよーん。
(※ハルヒ・ピンキーはDVDのおまけではありません)
ちなみに『涼宮ハルヒの憂鬱』、他のエピソードのは所有してないよん、
てか、
あたしはあんまり収集のための収集には走ったりしないのでした、
家にあるアニメのソフトってば、
中古落ちされてた
『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』の細田守監督の魔女ミライさんの話しが入ってんのと、
同じく中古やった『あしたのジョー2』の最終回のと、
『ユーリ・ノルシュテイン作品集』と、
『怪~ayakashi~化猫』、
『モノノ怪』の薬売りさんが始めて出てくるやつね、
えっと、
たぶんそんだけだったからね!
でもって新たに、
「エンドレスエイト」群を加えたわけっす、だって、
そんくらい面白かったんやもの、
ああとても。
てなわけで、
2009年シロメアニメ大賞は・・・(でけでけでけでけ♪)
『涼宮ハルヒの憂鬱』「エンドレスエイト」シリーズ(?)
制作:京都アニメーション 製作:SOS団
どぇっすぅ〜〜〜!!!(ぱっぱかぱぁぁぁん♪)
ただただ、面白いお話しであったということと、
みんな、の多くが、
語られたことには関心あっても、
それが、どう語られてるか、ていうことにはぜ〜んぜん、興味なんかないんだなー
ってことを
あぶり出しちゃいましたよね、っていう価値は
あたしにとっては計りしれなくってよ、いや素晴らしい〜♪
・・・
あぶり出しちゃった、つながりで、、、
2009年シロメ映画大賞は押井守監督『アサルトガールズ』!!
http://assault-girls.nifty.com/
http://www.hollywood-ch.com/review/09121703.html?cut_page=1
http://www.hollywood-ch.com/news/09122404.html
いやなんか、出るわ出るわ、
映画館でスクリーン前にして、映画なんか見てやしないわりに
なーんか語っちゃってる人々がWEBにぞろぞろり・・・・・・(泣
あたしは、
菊地凛子のルシファ観るために、4回目行きたいかも。
たんに凛子ちゃんファンてえことでなくってさあ、
ルシファの描き方ひとつとってもめさ格好良いのだもの、
とくにあの、
カラスにメタモルフォーゼして飛翔する一連のシークエンスの鮮烈さったら!!
記憶反芻するだけでも快楽。
興行収入の上の上を目指さなきゃならなかった?
とおぼしき『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』じゃこうはいかないね、
と思うん。
あ、それが悪いというわけではもちろん無くって、
あたしだって
公開された6月末から毎週かよって、
たぶん18回は観て4ヶ月、一年の三分の一は『エヴァ破』シーズンだったのやけれども、
ねえ、
あからさまにやりたいことしかやらないってののが素敵すぎるやん?
てなわけで、
受賞は押井監督の方でーすw
・・・
でまあ何かしらを鑑賞するっていうことは、
諸諸の要素の鑑賞力ってのが実は問われてるわけでもあって、
自分には、
その美味しさを味わう味覚部分が壊れてるんやないやろか、
って内省をして欲しかったりもし、
諸諸の要素には
記憶力もあるよなあとつくづく思わされたのが、
2009年シロメ長い長い長篇小説大賞:
ジョン・アーヴィング著『また会う日まで』
- 作者: ジョン・アーヴィング,小川高義
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/10/30
- メディア: 単行本
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- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/10/30
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であってさ、
この本の良さを最大限に味わえたかどうかと言えば、
うん、まだ全然食べられるところが残ってますよ、
記憶力の面で、っていう、
でもまあ読めてホント、良かった。
あ、
この各賞、作品の発表年度は2009年でなくってもかまわないルールw
シロメさん(俺)が2009年に出会いさえすれば大賞の、対象の、あんたが大将(オヤジギャグ?)!
・・・
でまあ2009年は、
『アサルトガールズ』もそうなんだけど、
"お話し"の、
長い短いについてもいろいろ考えさせられたりして、
かの星新一先生だって、たしかどこかに
ショートショートの原稿料の安さ、っていうか
枚数基準でしか計られないことについての
異論みたいなことをとなえられてたはずなんだけれども
ねえ実際、
星新一作品群のひとつひとつにどんだけ価値があったことか。
あたし的には『アサルトガールズ』が、
中短篇なつくりであの上映時間で、ふつうの料金設定であるのはぜんぜんおKなのでありました。
てかさ、
映画感想書くのに料金のこと持ち出すのは貧乏臭くってよ〜〜〜
2009年シロメ短い長篇小説大賞:川上未映子著『ヘヴン』
- 作者: 川上未映子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/02
- メディア: 単行本
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そしてこの作品もまた、
書くべきことを書くべきカタチで書いて、ばしっと決まった傑作なのだけれども
どこかで(「どこか」が多くてすまん。記憶力があああ)
未映子さんがされていた、
長篇としてのうねりが足りてはいなかった、
みたいな(「みたいな」が多くてすまん。記憶力があああ)
内省や良し、次の作品もまた、期待大、
そしてまた、
この作品がおそろしいのは
自分が読んでるのが"小説"を読んでいるっていうことに無自覚な人の、
"小説"が"小説"であるってことの意味も考えもしない、
その無自覚っぷりがあからさまにされること。
・・・
で、
2009年シロメ技法書大賞:
『神山健治の映画は撮ったことがない~映画を撮る方法・試論』。
神山健治の映画は撮ったことがない~映画を撮る方法・試論 (STUDIO VOICE BOOKS)
- 作者: 神山健治
- 出版社/メーカー: INFASパブリケーションズ
- 発売日: 2009/03/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あたしはこの先べつに映画撮る予定とかないんで
技法書という見方もなんだかな、ではありますが、
ねえ、映画って、どんだけ、
どんだけ映画によって気持ち操作されますか、
まあ映画と観客が結ぶ共犯関係、ってのもありましけどねっ、
てゆうこととかずんずん見えてきて楽しい本でした。
・・・
見る愉楽の、底なしさ。でもそれは、楽しみなの?
2009年シロメ写真集大賞:『羯諦─山中学 写真』。
- 作者: 山中学
- 出版社/メーカー: ポット出版
- 発売日: 2009/09/11
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だってわたしは、ただきれい、と思うばかりなのだもの。
被写体が抱え持つ内面を感じようとしてもそれは予感でしかなく。
・・・
2009年シロメシンポジウム大賞:
「尾崎翠の新世紀 ―第七官界への招待―」
いや何せ尾崎づくしの2日間で、
登場された皆さまが色色色々凄くって、幸せでした。
て、
シロメ賞はシロメさんの個人的な思い出集ですか?
はい、まったくもって勿論そうです、ゴメン。
・・・
2009年シロメエキジビジョン大賞:大友良英「without records」展
http://ensembles.jp/
http://artonline.jp/withoutrecords/
本来、載せられるべき?レコードもなく自力で啼くターンテーブルたち。
そこに情緒的な解釈を見い出してもいいのかしら?
とにかくいとおしくって
動き出したら彼のもとへ。いっぱい歩き廻った、たくさん座ってた。
あのとき、
いちばん鳴らなくちゃいけない音が鳴っていたのかもしれない。
・・・
2009年シロメマンガ大賞:
しりあがり寿著『そこはいきどまりだよ』『でも、まぁいいか。』
- 作者: しりあがり寿
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/08/26
- メディア: コミック
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剥き出しの今が、
あからさまにハミチンされた、現代マンガの到達点。
おそろしい。
でも、まぁいいよね。
・・・
2009年シロメCD大賞:
飛鳥ストリングス・ウィズ・ウーゴ・ファトルーソ『ENCUENTRO』
- アーティスト: 飛鳥ストリングス・ウィズ・ウーゴ・ファトルーソ
- 出版社/メーカー: ewe records
- 発売日: 2009/12/16
- メディア: CD
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はねるピアノ
流れるストリングス
すぐ音に恋した。
・・・
2009年シロメカセット大賞:
フュー×ビッケ『phew×bikke』
http://www.bereket.info/product/item240.html
あのうたあのギター。
ずっとなにかコアのようなものだったと
宝物を愛でるように。
・・・
2009年シロメライヴパフォーマンス大賞:ミラーボールズ
いつのどのライヴかってゆうより諸諸トータルで総合評価、
勿論、
ワンマンも、
今年いくつかあったらとってもうれしい。ミラーボールズだいすき♪
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