みょんみょんみょん、みょみょんみょん♪
今夜レイトショーで
2度目の、
北野武監督『アウトレイジ』みて、
あああホントに面白いなーって
1回目よりさらにそう感じました。
さいしょの時はさ、
ヤクザ稼業の人たちってやっぱ
常時ぴしっとしてなきゃいけないんだろうなーって
たいへんに大変そうだなって見てて、
ガマンばかりなの?
とか思って、
ヤクザの人がヤクザであることは何なんなんだろう
って
かなりな不条理感を感じたけど、
さっき観てた回は、
椎名桔平が中の人であるところの、
大友組若頭水野さんの笑顔がなーんか眩しいカンジでw
基本的には
凄みを出すために笑っているようにも思うんだけども、うん、
やっぱこの人は楽しんでた、のかしらん、
ヤクザでいることをって思うよ*1
(それでもこの映画を観ても
自分からはヤクザになりたくなるようにはなってない筈で、
それでもいいなヤクザ!って目指しちゃう人は
『アウトレイジ』観なくたって
ヤクザになっちゃるわい!!ってゆう人なんだろうなー)
・・・
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『アウトレイジ』はエンターテインメントである、旨言っていて、
いっかいめ観たあとにそれ読んで、
「あれ?」って、
「たしかに面白かったんだけど?」って
多少の違和感を感じてしまったのはそのあたりのところで、
問題なのはあたしにとっての、
"エンターテインメント"の定義にあるのかしらん?
とも思うんだけれども
何かこうやっぱ、
『アウトレイジ』にある、死に対する扱いに
ざらっとした作家性みたいなもん?をみちゃったりしたわけで、
幸せになるためにみんな、
どうにかして"ヤクザであること"から逃げちゃいなよ!
(※現実問題として可能かどうかは問うてません)
としか思ってなかったもん、
これは、
みんながみんな、
どうしてこうなっちゃったんだ映画なの、ねえ?
って。
あたし的な意味において、
『アウトレイジ』をエンターテインメントだとするには、
最初の方でいっぺん、大友組の連中がみんなで、
なんかこう、
美しい夢(欲望の成就でいいんだけど)を見ちゃう瞬間*2が欲しいなって、
そうは思ったり。
その夢に届いたり、
届けなくって崩れていったり、
そうゆうドラマなら
エンタ的につるっと楽しめたろうなっていう、
でも勿論、
『アウトレイジ』は今のカタチが好きなんだけども。
・・・
だからなんかこう、
呪われたカンジってのは映画の中にずっとあったのじゃないかなって、
だから
ばかやろう、このやろう、やれよ、やってやるよ、
みんな声出して怒鳴りあってるんだけれども
底流に流れていうような諦念でもって、
『アウトレイジ』は(も?これまでのキタノ映画のように?)
テンションがざわつかない、
静かな映画だと思いました。
って、
いやあの『アウトレイジ』、面白いですよ、みんな!
とは言っておいたりw
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