2010年シロメ大賞群発表の冒険

みなさまあけましておめでとうございます(遅
今年もいよいよ2010年を振り返るころ合いとなってましりました(色々間違


なんの権威でもない、
たくさんみて、きいて、よんだ、沢山沢山の中から厳密に選ばれたわけでもない、
たまたまシロメさんが2010年に出くわしたもの*1の中から、
たまたま、とは言いつつも、
とってもとっても素晴らしかったことは確かであるものに、
勝手に授賞しちゃいますよん♪


当選者の方々は(当選者?)連絡くだされば何か差し上げますけど
きっと見られてない。


オモイデバナシヲシテイルダケサ。


じゃ発表してっきまあーーーっしゅ♪
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2010年シロメ小説大賞:
アナイス・ニンハウスボート

ガラスの鐘の下で―アナイス・ニン作品集

ガラスの鐘の下で―アナイス・ニン作品集

上記の本に収録されている短篇です
やられました。
そしてわたしは光と影のイメージに呪縛されていることを思い知らされ。
小説の、なりゆきの、不遇、不幸をこえて至福。
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2010年シロメマンガ大賞
若木民喜神のみぞ知るセカイ 11巻』
神のみぞ知るセカイ 11 (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ 11 (少年サンデーコミックス)

の、
まさかの怪獣映画的状況の出現と、
おっとっと!展開と、
檜・楠姉妹エピソードの泣ける、おとしまえのつけっぷりに敬意を表して。
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2010年シロメ絵本大賞:
高野文子「しきぶとんさんかけぶとんさんまくらさん」
こどものとも年少版 2010年 02月号 [雑誌]

こどものとも年少版 2010年 02月号 [雑誌]

まかせろまかせろおれにまかせろ、
珠玉のフレーズやね。。。
やわらかいよあったかいよもうだいしょうぶだよ
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2010年シロメ音盤大賞:
ザ・コンクリーツ 『ザ・コンクリーツ』
ザ・コンクリーツ

ザ・コンクリーツ

可愛くてかわいくてきゅん沁みるさ。
出逢えてよかったこんくりーつ。
て、えっ、新譜出てんの???
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2010年シロメライヴ大賞:
Filament
Sachiko M(サインウェーブ) 大友良英(エレクトロニクス)
2010年1月31日京都shin-biにて

微かな音、おと、おと、
どこにあるのほんとに鳴ってるから聴こえているの?
捉えようと耳と身体の割合が逆転し
すると時間もまた、
永遠と瞬間の区別が難しくなったんだった。
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2010年シロメ演劇大賞:
チェルフィッチュ『わたしたちは無傷な別人であるのか?』
愛知県芸術劇場 小ホール にて

いつもいつもずっとそうのようにあって、
けれどそうであるようにはそのまま示されることのなかった、
不自然さの圧倒的な自然体に驚愕しましたですわ。
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2010年シロメ映画大賞:
ホセ・ルイス・ゲリン監督『シルビアのいる街で
シルビアのいる(らしい)街で、シルビアを探す彼。
誰がシルビアか私たちには分らない。
彼もちょっと分かっていないw
「かもしれなさ」が街の女性たちへと溶けていき、
そのフラットさの中で、
普段、映画がいかに主要人物を目立たせようとしているか気付かされて、ああと思う、
その発見に。
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2010年シロメまんが映画大賞:
松本理恵監督
『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?』

素晴らしき哉マンガ映画!
さいしょの方のルー・ガルー逃亡シーンとかワキワキしながら見入ったし!
でもって、今時なテーマも深く、
サラマンダー男爵のキャラクター造形も渋くユニークで、
声の人も偉かった。
そしてなによりみんなの活躍が楽しかったよ、ありがとう。
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2010年シロメTVアニメーション大賞:
ハートキャッチプリキュア!
なにはなくとも2010年はまずハトプリの年でした!
毎回毎回きっちりすんごく面白くって
笑えて泣けて、熱くもなれる、このクオリティったら奇蹟としか言いようがありません♪
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2010年シロメTVドラマ大賞:
『SPEC 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』
眩暈だめまいだめまいだめまいだ、
クライマックス直前の、
「いったいどうなることか」感の半端なさに世界がぐるぐるしたさ!
でもって、
番組終了と同時に「いったいどうなってしまったんだ」感にもっ!!!
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2010年シロメExhibition大賞:
ルーシー・リー展』国立新美術館にて
器がさ、
どんだけ可愛くなっとんじゃあああああっ


会場で無言で絶唱したさ。
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ええっと、、、
2010年はまあだいたいざっとそんなかんじです、
ことよろ。
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2009年は此方↓
http://d.hatena.ne.jp/dbpwriter/20100108


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*1:発表年など問わないのであった。