難病モノで泣く趣味は無いんですけど。

1クールに1本はみるドラマが無いと*1やっぱ、淋しいんですよねってそんな生活さっ。
だけどま今期はあたし的にはピンと来そうなものが無くて、
どーしましょーかねえと思ってましたよ
唯一迷ってたのがなんてったってあまみん、天海祐希おねいさま主演のこれなんだけども
・・・病気もの・・・ってヤなんだけどなーって。
ボリス・ヴィアンの『うたかたの日々』は例外でスキですけどね、あれは
肺の中で睡蓮が育つっていう病気とか、世界が詩的でステキなんだもん、
リアルな病気はやだよ
どーせあまみんおねいさまも他人(ひと*2)のものだしー(泣、
ああでもこのドラマ、キャスティングが、何故だ、
永作博美佐々木蔵之介*3要潤に、田畑智子って
ツボ衝かれまくりなんですけどーってワケで
とりあえず第1話観てみました『ラストプレゼント〜娘と生きる最後の夏〜』。
さいしょのシークエンスで
危険な出産をすることになっちゃったあまみんがお医者さんに
「どっちも(自分もお腹の子どもも)助けてよ!」って叫んでて
なんかそういう生きることに饒舌なカンジってどうも違和感があって
やっぱこのドラマみるの止めようかなーって思ってしまったけどでも
それが後で生きてくるわけで、
数年後、あまみんが余命3ヵ月の末期ガンだと人になかなか言えないっていう展開との対比になってて
しかも「人に言えない」というのは、
というかそれどころか「神さまにも言えない」ということを、
難産の結果無事に産まれてその後両親が離婚して父親に引取られた娘さんも抱えて育ってて
もお、演技の上手い子役使って泣かすのとかって反則っ!と思いつつ、
彼女の誕生日に起こっちゃうあの結末と七夕の短冊のあの一文にううっとやられてしまいましたよ(涙。
どうもこのドラマでは人の無器用さにスポットが当っているようで
言い方を変えるとディスコミュニケーションを主題としたお話しになっていくんだろうと思われて
娘さんが赤ちゃんだったとき、育児ノイローゼぽかったっていう描写からも
けっして甘々べたべたな展開にはならないだろうと予感出来て、うん、来週も、みます。
あと
大きな役では無さそうなんだけど、中島ひろ子さんも出てるのがうれしかったり。
映画『櫻の園』の彼女、好きだったんだよねえ
あと
佐々木蔵之介はナガサクと別れてサスペンダーをするように(なにそれ)。
でなくて
元ダンナとあまみんはその時(うっ泣)が来るまで寄り添って
ナガサクとカナメがくっつく、という展開になるといいかもとか思うが、願いごとは書きません。

*1:ちなみにこれまでの遍歴;マンハッタンラブストーリーエースをねらえ!離婚弁護士

*2:きっかわ

*3:天海さんとの共演が続いたのってただの偶然?