2004-11-20 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』 book さいしょの「リリオスの浜に流れついたもの」読みました うんうん、ティプトリーだなーって思うのは いったい何の話しだ?ってさいごまでいかなきゃわかんないところ。 ティプトリーがなんでこんなたんじゅんな怪異譚を語ってるのかしらねえ、 暴風に晒されるユカタン半島の海岸の描写はうつくしいけれども。 とかって読み進んだら おしまいの段落の言語についての記述で、うわっとキタ。深いっす〜しばらく思索にふけられそう、 人類にとってコトバとは、海とは、なんて。 ■■■