ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』

さいしょの「リリオスの浜に流れついたもの」読みました
うんうん、ティプトリーだなーって思うのは
いったい何の話しだ?ってさいごまでいかなきゃわかんないところ。
ティプトリーがなんでこんなたんじゅんな怪異譚を語ってるのかしらねえ、
暴風に晒されるユカタン半島の海岸の描写はうつくしいけれども。
とかって読み進んだら
おしまいの段落の言語についての記述で、うわっとキタ。深いっす〜しばらく思索にふけられそう、
人類にとってコトバとは、海とは、なんて。


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