そうそう、

森博嗣『工学部・水柿助教授の逡巡』を読み終わりましたよ、
いやあ良かった、面白かった、
これこそ本格的、森テイスト！な本です、本気な感想です、と、
書いたら、
ちょっとはミステリィになるかしらん？
（即、見抜かれちゃうでしょうけどー）
・・・
実はあんまりいい読者じゃなかったわけで。
「ありゃ」と思ったわけですよね、
さいしょ、森さんの本を読んだときは。
「あれ〜おかしいな〜こんなはずでは」って、
でもそれはその本の完成度とはまるきり別の期待を持って臨んだからで。
その期待ってつまりはあたしが
森むくさんのマンガがすご〜く好きだったから持ち込んじゃったもので。
詩的な作風なのはもちろん、
かわいいタッチのしょーむな〜い（褒めてます）笑えるの、
すっとぼけた探偵が出てくるの、
くりかえし読んだっけ、それってもう、
『工学部・水柿助教授の逡巡』のカンジなんだな、
すごいよね、こんなたのしい♪同人作品があるなんてって思ってたですよ
って、まあ、昔から読んでるぞ、って自慢なんですけどね、つまり。
ささきすばるさんのファンでもありましたよ、はっはっは。
・・・
さいごの頁あたりは奇蹟です。美しい。
（はなはだしく論理性に欠けた表現で申し訳ございません）