恋をしてきました。

フランソワ・オゾン監督の『ぼくを葬る』を観てきたのです
観て、観ながら、
メルヴィル・プポー演じる、
ガンで死んじゃう美形ゲイのロマンくんに恋してました。監督の術中にハマっちゃってマスた。ええそりゃもう。
裸とかきれいだし。乳首とか。顔とか。ほわん。
ポスター買おうかしらと思っちゃった
ロマンくんが裸で寝てて。
でも赤ちゃんも一緒にいるので
部屋に飾るのは甘かろう、という気がしてヤメタ。
映画みれば赤ちゃんつかってても甘くない、と見れるんですけどね
主役が病気で死んじゃう、つったら難病ものですが、みたいですが
この映画は厭んな湿度が無くてよかったですよホントに。
登場人物の皆さま結構エゴ出しまくってましたし。でも、
でもそんなんででもなんか優しくていとおしい感が出てたのはなぜー?
湿っぽくないけどジャンヌ・モローのとこで泣けたキタ。すばらしい。
ロマン君がどんどん弱っていくのに
どんどん世界は美しくなってゆく。
おっぱいを咥える赤ちゃんも、さかのぼって恋人たちがおしりにちんちんいれてるさまも等しくいとおしい。きゅん。
ロマン君が、
だんなが不妊症である夫婦にたのまれて妻とセックスしてそのときだんなさんも一緒で3Pで
(って意図的に受精目指してる行為にプレイ(遊び)の"P"を使うのが適当なのかしら、とも思ったり)
だんなさんともキスしたりして
ロマンくんがDNA残すことになっちゃう展開ってば
オゾンっぽい皮肉から始まった発想な気もしないでもないわりには深いよねーとか思う。
あんなかなしくてきれいでせつないセックス場面もない。そういえば
少女セクト (メガストアコミックス) 少女セクト(2) (メガストアコミックス)で、
おんなのこたちの3Pの69のシーンがあって、
だから696とか699とか書いても正しくなく三角形のように数字を並べるしかない、ってのもまたいいよね!っていう、
シーンがあって
その中のひとりが「なんかしあわせー」とかゆったのにはほのぼのしたっけ。あれは楽しかったー。

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