聴と視と

耳と目と。
音と光と。
蓮實重彦菊地成孔と。
ドキュメンタリーに焦点を当てた映画特集の『Esquire日本版』、
マイクとキャメラの齟齬について、から
始められる対談を読んでそういえば、
なんて思うのは
映画が発明されて
視覚にはたらきかける創作物に時間、
というものが取り入れられるようになったのだけれど
視覚と聴覚、
インプットでは等しく感覚の仲間であるけれども
アウトプットにおいておや、まあなんと
人は生身の身体から抽象度の高い「音」の創作物を発生させられるが
「光」のものについては。
どんな面白い顔( ̄ω ̄)をしたって
どんだけアヴァンギャルドなダンスだろうと
「見られる」のはまずその、
そこにある存在、
顔やら、
身体やら、であろう、と。
そんくらい違うだろう、と。