字の本と本の本。

フォントブック[和文基本書体編] (+DESIGNING)

フォントブック[和文基本書体編] (+DESIGNING)

ブックデザイン ミルキィ流

ブックデザイン ミルキィ流

なんか濱象が作者名表示したりしなかったりしてますけど、
『ブックデザイン』のほうはミルキィ・イソベさんの著作であります、
祖父江慎ファン、ミルキィファン必読〜ていうか

実は、この本を作り始めて身にしみてわかったことがあります。ブックデザインが具体的にどんなことなのか、本を作る過程で必要なことを、編集さんやライターさんは、ほとんど知らない−−ということです。

(「はじめのちょっと」『ブックデザイン ミルキィ流』2〜3頁より)
だからみんな嫁。
これら2冊がテーブルブックとして置いてあったらどんな写真集よか見入っちゃうな。
ていうか
『フォントブック』のほうの1025頁んとこの
江口寿史さんのマンガ『キャラ者』を例にして
ふつうのネーム(人の台詞)と「心の声」と「電話やテレビの声」などでフォント選んで使い分けてますよ、ってのを
感心しつつ思うのはたぶん、
デザイナーとしては読み手の意識にひっかかることなくスムーズにこなすのが本筋なのだろうけれども
それをまた上回ってメタ位置にのぼって意識化、言語化すんのが
読んだ後にぐちゃぐちゃ、いや、あれこれ言ったりしたい人の病んだ役割りつーか、
そんなもんじゃねえ?
それできない人はだめな人じゃないっすかねえ。