矢川澄子で事故った冒険。

やはりこれは事故である。
事故であるからやはり不幸である、失敗である。


事故に性的興奮を求める人たちも
いなさそうででもいそうなくらいリアリティを持った、
どなたかだかの自動車事故小説の中にいたりするので
リアルにいそうではあるけれども、
わたしは事故らなかった可能性に餓えるものである。